今まで政治に全く関心がなかったのですが、子供が生まれたことや、今回の政府の対応に不安を抱き政治について少し学び、次の選挙に行こうと思いました。 皆さんは次

ちょっと煽るような感じになったんでお詫びに少し解説するなら

　ショックドクトリンは、ナオミ・クラインの著書によってその内容が語られており

通常や平常といった状態とは異なる緊急、危機的そういった心理的にも不安定な状態を利用して平常時の思考状態では本来通らないであろう案件を推し進めていく技法。人間は危機的状況になると正常な判断状態ではいられなくなりますからね。そういうときに悪事が働かれやすいということです。

　無謬性っていうのは物事における完璧示す言葉で、それにより持ち出されるのが無謬性の原理というやつで、それは物事を完璧と説明する上でそれが失敗した時のことを全く考慮せず実行段階に移してしまう。ようなことを言います。　例えばですね、あなたの為に成りますといい寄って来る人に限って、もし為にならなかったら？って事は考えてなかったりします。

　凡庸な悪ってのはハンナ・アーレントの研究記録によって提言されたもので
内容はナチスが行った全体主義による横暴の原動力となったのは何かを考えさせるもの。
　それは、こういった大規模な暴力や横暴が行われる上で、何か絶大で強大な悪と言えるような存在によって引き起こされていた。そう思いがちだが、実際は無頓着で凡庸で物事に無関心な人々の意識がそれをもたらしたとするもの。それを凡庸な悪という言葉で表しています。
　それは、いいや、あなたたちは知っていた。とか。アイヒマンが弁明したときの、命令されたからやったんだ。そういった言葉から伺えるような、自分達が今実際にやってることを考えない無視する。そういったことが大規模な残虐を招いてしまったと言ってます。

長くなってしまいました。自分の言葉で少し解説するとこんな感じです。

あぁあと、合成の誤謬って言う言葉も調べて損はありませんね。