嫁が義理の父と超絶仲悪いです。 旦那として、僕に出来る事有りますか？ ちなみに、娘が生まれてすぐ位の時は、義実家に多い時は週1で泊まりに行ってました。

泣かれたからといって…ジイジを取りあげていい事にはならないですって…
子供からジイジを取り上げるという事は子供から学習機会を、あるべき経験や時間を取り上げるという事です。

家庭は子供が世の中を学ぶ社会の縮図で子供はそこで「世の中には色んな人がいる」事や「それでもうまくやっていく事」など、そこに好きだ嫌いだ良いも悪いもある事を見て感じそして味わってどうするといいかを考えそうやって家庭内で社会を学んでくものですよね。

「私はあの人が大嫌いだから私は会わない」それは個人の好き嫌いの部分はまだいいとして…「ついでに子供も会わせない」というのは…子供を自分の事情に巻き込むという事です。

子供の周りを綺麗なものだけ都合のいいものだけにして”機会や経験”を奪うのは子供の為でもなんでもない。ただ自分の憎しみや気を晴らす為に子供を利用してるのと同じ。

私の家でも私の母と祖母が大変な不仲でした。
私は小さい頃から母から”あの人は酷い人だ”と祖母の悪口をずっと言い聞かされ刷り込まれて育ってきました。
同じ家に住みながら小学校高学年になる頃まで祖母とはほとんど口も聞かない。既に年老いていた祖母がある時私の目前で何かにつまづき盛大に転倒した事があるのです。
その時私は自分の目の前で転倒したのに助けなかった。”酷い人だから近寄ってはダメだ”とずっと言い聞かされていた為か正直動けませんでした。「助ける」という事すら頭に浮かばなかった。
その時の、数分間動けず苦悶に歪む年寄りをただ見下ろすだけの人として冷たい仕打ちをした自分が今も心の傷となって残っています。

中学高校と進む中で少しづつ祖母とも言葉を交わすようになり、少しづつ家内の事情や事の良し悪しが判る様になってくるとその傷は大きくなり祖母とも話したくともうまく話せないそんな自分に苦しんでもきました。

母と祖母との諍いをそばで見て育ち望まぬも巻き込まれていた自分がどうなったかというと…
やはり私は母の子です「嫌いな相手」を心底嫌う事を自分にも許す様になり、母とは顔も合わさずまともに言葉も交わさなくなりました。私の兄弟三人ともです。その後２０年ほど。弟も一時苦しんでました。兄は今もなお。
そんな母ももう長くはないですが兄は恐らくそれでも母に心を許さないでしょう。

母親とはいえ、子供を個人的感情的な…私情に巻き込んではいけないです。