一重まぶたをバカにされます。二重まぶたの友達に繰り返し言われて、イライラしてしまいます。そもそも、一重＝ブスっていう風潮はどこから生まれたんでしょうねー。美人の

美人談義は絶えない議論ですが、最近はかなり信憑性のある論理も提唱されています。

顔の美しさを感じ取るのは、奇形を避ける機能であり、記憶した顔の形の中央値を好みとすることで、奇形を避けている、という説です。

簡単にいうと
よく見かける形なら、奇形じゃないと判断
稀にしか見かけない形なら、奇形と判断
とくに、異性を視覚で選択する男性は、この機能に支配されやすい。

目、鼻、口、耳、輪郭などの位置関係から肌質まで、様々なパターンの組み合わせの顔の記憶を偏差値を評価して、モンタージュにかけ、もっとも中央値に近い組み合わせのパターンを好み、中央からずれていくほど除外していくことで、顔の形から奇形を選択するリスクを下げる機能という説明です。

この方法なら、時代や地域が異なっても、人種が異なったり混ざっても、そこにいる人間の顔形を利用して、奇形に近い顔を避けることができます。

この理屈が正しいとすると、美人を判定するうえでは、個々のパーツのデテールより、ベースとなる輪郭と、パーツのサイズと位置のバランスが重要ということです。
また、TVなどの影響で流行りの髪型やメイクが変わり、よく目にする（記憶される）パターンが以降すると、中央値が変遷し、流行りの美人顔が移り変わるということになります。