メンヘラが悪い。自殺する人が悪いと言う風潮を改めてください。 十人十色で人は、悩みを打ち明けられない、自分でもどうすることもできない人はいます。 簡

メンヘラが悪い、自殺する人が悪い、じゃなくて、安易に死にたいとか言う人が非難されるだけだと思いますよ。
特にネットで死ぬ死ぬ言ってて実際に自殺する人はまずいませんから、鬱陶しく思われるのは仕方無いでしょう。

メンヘラ（っていう言葉はおかしいけど）は精神疾患の患者です。好きで病気になる人はいませんから、メンヘラが悪いというのは絶対おかしい。誰もがメンヘラになる可能性があります。


なお、社会学者の Émile Durkheim が書いた Le Suicide Etude de Sociologie（日本語版では「自殺論」）という本があります。彼はこの中で自殺を
・le suicide égoïste（日本語版では自己本位的自殺）
・le suicide altruiste（日本語版では集団本位的自殺）
・le suicide anomique（日本語版ではアノミー的自殺）
に分類してます。le suicide anomique は le suicide égoïste と変らないとする学者もいます。
このうち le suicide altruiste は戦時中の日本軍の suicide attack（いわゆるカミカゼ）や 9.11 みたいな自爆テロの類で、お悩み相談云々で言う「自殺」とは別物です。
つまり、いわゆる「自殺」は、事実上全てが le suicide égoïste と考えられます。この égoïste という単語は、直訳すれば「わがまま」です。