物心ついたときにはもう毎日親に否定しまくられていて、自分の意思はないのかと言われても、親にこれだけ否定されるような恥ずかしい私の意思しか出なかったと思います。

毒親と言われる人達って本当に似たような人が多くて不思議です。
自分も親に過干渉を受けながら、人格、生き方、性別や心の成長を否定されて育ちました。
学生時代は学生服、勉強や部活動、つまり学生であることに嫌悪感を持たれ、朝から晩まで愚痴や嘲笑を聞かされました。年頃になりおしゃれに興味を示すと「ズベ公か」と言われました。
嘘、演技が上手く、人格を使い分ける能力に長けているので外向きの顔はすこぶる善人。暖かそうな人と言われていました。
子供に依存し、小学生の時から悩みや愚痴を聞く等大人の役割をさせられ、その傍ら子供でなくてはいけない。子供は無条件で親に愛されたいと思う生き物なので、どうしていいか分からず随分不器用に生きてきました。もっとスマートな生き方も沢山あったのに、心も人生も全て親に支配されていたので思考停止してしまっていました。
何十年続いた支配から自由になるのは時間がかかりますよ。自分も未だに、あの時死んで親に目にもの見せてやれば良かったと考えてしまう時があります。
命も時間も自分だけのもの。自分の人生を生きる為にも大切にしていこうと思います。