苦しむことが贖罪ではないと思います。 よく「被害者の気持ちはどうなるんだ！」とか「一生苦しめ」みたいなことを言う方が居ますが、加害者が苦しんだところで苦し

すごくごもっともなんですよね。

でもその考えができるまで、憎しみをバネにして、加害者を憎んでいることでやっと生きてる被害者もいるんですよ。

裁判とか慰謝料とか、そう言うものが全て済んで、自分の気が済んで、初めて「自分が幸せになろう」とかって考えるんですよ。

「被害者」と言っても、当事者の被害者と、被害者の家族では、悲しみの向き合い方が違うし、受け止め方も違うんでしょ。

だから、被害者に向かって「憎むのではなく、幸せになることを考えましょう」はダメだし、加害者に向かって「苦しむのではなく、猛省して生き直しましょう」もダメだと思います。