ありがたい夢を見ました。 昔し、亡くなった彼女が夢に出て来ました。 ただ…

ありがたい夢を見ました。
昔し、亡くなった彼女が夢に出て来ました。

ただの夢だけど心が震えましたから…。
誰かに吐き出したいけど言えないからここでつぶやかせて下さい…。


付き合ってた彼女が事故で亡くなった。
何とか立ち直ったけど、その後は誰とも付き合えなかった俺。
30半ばまで独身だったが、今の嫁さんと知り合い結婚出来た。(今は子供もいる)

夢での出来事は家族で海外旅行に行くシチュエーションだった…。

俺、嫁、子供、そして彼女の4人で行くという奇妙なシチュエーション。
だけど夢の中の俺は何故か不思議に思わない。

海外のお店でショッピングを楽しむ一行。
だけど彼女だけは喋らない。
無言で俺の後をピッタリ付いて来る。

彼女が可愛かった俺は、それでも良かった。
後ろを離れずに付いて来る仕草が愛くるしかった。

ショッピングを終えて帰ろうとなった時…。
「パスポートが無い！！」と気付いた。
俺は大慌てして、嫁は大騒ぎ！
子供は買ったオモチャを今出して！と空気を読まない。

「ど〜すんだよ…。パスポート無くしたら日本に帰れないぞ…？」と座り込んで絶望に明け暮れる俺。
嫁も狼狽して「自分のせいだ」と自分を責めてた。

そしたら、彼女が俺の隣に来て、座り込んでる俺の横をスッと指差した。

パスポートが3つ！！
道の真ん中に不自然に落ちている！
俺、嫁、子供のパスポート！

「あった！！いや〜！良かった！」
「ホント…助かったね〜！」
歓喜の俺と嫁。

ふと周りを見ると彼女が居ない。
アレ？何処に行った…？

いや…、最初から居なかった…かも？
だって…あの娘は……、、、

そこで目が覚めた。


何とも言えない感覚でした。
今まで嫁さんには亡くなった彼女がいた事は伝えてなかったのですが…。
その嫁さんと彼女が同じ空間に居る夢を見るとは…。

嫁さんと結婚する時、自分の心の中で、彼女に自分だけ幸せになって申し訳ないという気持ちがありました。
それと同時に、彼女の存在を今でも気にしている自分を、嫁さんに申し訳ないとも思ってました。

二人とも申し訳ない…。
その気持ちで今まで暮らして来ました。

それが…、今日の夢で何か変われそうです。

都合が良い考えなのでしょうが、自分自身の心の整理が付きました。

「パスポートが無くて日本に帰れない」というシチュエーションで、彼女がパスポートを出してくれた。

これは現実の世界と嫁さんのところへ帰りなさい…と言う、彼女のメッセージだったのだと思いました。
彼女に、今の家族を認めてもらえた気がしたのです。

たかが夢でしたが、そう思うと涙が溢れて来ました。

夢の中でも、もう一度彼女に会えた。
一緒に歩くあの懐かしさ。
そして、今の嫁さんにも会わせる事も出来た。
子供もいるよ…。

そして彼女からパスポートをもらえた。
心のパスポートだと思えた。

こんなにハッキリとした夢は人生で初めてでした。
都合の良い夢だと自分を責める気持ちも無くはないです。
しかし、これで本当に割り切る事が出来る…。
そう思えさせてもらえる夢でした。

すみません。自分勝手な話しで。
嫁さんには言えない夢の内容ですから。
ここでつぶやかせて頂きました。

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