家族は遺伝子と戸籍(法律)で保護されたしばりによる関係。 自分の両親は、頭…

家族は遺伝子と戸籍(法律)で保護されたしばりによる関係。

自分の両親は、頭脳明晰、運動神経抜群の有能です。見た目も整っており、ハハはほぼ毎日異性に囲まれていたそうです。(チチの証言あり)
それに比べて自分は、勉強は地元に比べたら少しできるぐらいで、両親と同じ学校に進学したら平均値でした。運動なんてもうダメダメ。走るのは学年で2番目に遅いし、できる運動はバドミントンと習っていた格闘技１つだけです。
見た目もたいしてよくなく(気にしてはいませんが)、親にもっと目を開けろだとかなんだとか言ってきます。自分はおしゃれとかにも興味ないのに、両親は自分に肌のケアなどを強要してきます。しかも無自覚です。そして、ちょっと調子がよくなったら「あんたはいいわねぇ。こんなにお金をかけてもらえてるんだから。」
かけて“もらえてる”？自分は欲しいとも周りを見て羨ましそうな顔もしたことないのに。勝手に購入して勝手に強要してくるだけなのに。さも私がねだったみたいな言い方をして。

週に2回は徹夜して勉強してるのに。結果が伸びないと「あんたいつも机に向かってるとき何してんの？」と、私には合わない方法を強要してくる。合わないと言ってるのに
伸びなかったら真面目にやってないって言う。
私は作文も年賀状を書くのも苦手です。なんて書けばいいかわからないから。昔書いた文を親に否定されて、親が作った文章をそのまま写しました。買う服など物も、親が言った色のものを買うし、校外学習で行く場所の候補にも、親が指摘した場所を上げました。反論しようものなら家を追い出す勢いで怒り出す。暴力はないけど、いまにも捨てそうな勢いで起こるから、反論なんてできやしない。いつのまにか、自分で考えるなんてことできなくて、小説を作るとかの課題が出されたら何を書けばいいか聞きに行く。親が「自分で考えなさい」という。何日もかけて考えて文章にすれば、また親が否定する。「ありきたりだ」「何を伝えたいのか考えなさい」。ごめんなさい。ごめんなさい。

もうほっといてよ。私が知っている親って、子供を自分の意見でしばりつけた反論の余地も与えずに操り人形にするような存在じゃないよ？子供を自立させるために、わからなくなったら道しるべとなり、危なくなったら助けてあげる、食料を与え教育を行う。そういう存在じゃないの？

…いや、違う。それは地球上で生きている動物の本能の段階だ。生物として当たり前の範囲。生物として最低限のマナーしか守ってない。
私は自論をよく展開するようになりました。「世界は理不尽、星は気まぐれ」「世界の普通は多数派、異常は少数派」。オヤは「面倒くさく見えるからやめろ」「キチガイの真似をするな」。
わかったよ、いい子の間はやめるね。

被害妄想？…そうか、私はこんな現実的な妄想をしてしまうまで2人に追い詰められていたのか。
頭おかしい？あぁ、おかしいさ。この思考に発展する自分も、そう育てた2人も、こんな志向を持つよう進化した人類もみ～んなおかしい。

家族にはホンモノの愛情が存在する？い～や。
家族は、第1コミュニティは、遺伝子という科学的に証明された物質と戸籍という法律で固められた人工物でぬりたくられたもの。
所詮はしばり。




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