自分に自信が根本的にない…。 だから人も信じられない…？ 壊…

結局、その鳥は、仲間のとこへ飛んでいく…。


その鳥の顔は、開放されたようで…。



親鳥は疲れた顔で、奇形の鳥のそばで眠る…。



これは、心の問題。


わたしの心には翼がない…。


仲間と飛べる翼ない…。

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息をするように自然にふわりと飛び立ち、仲間は増えて、翼は強くなり、遠くまで飛べるようになり…


たくさんの、景色を仲間と共有し…。


そんな多くの鳥の中で、


お尻に産毛が残り、けして飛べない小さな翼を動かしてみても、、、



なんどかこの巣から飛んでみた、、、


でも低空飛行で必死に動かした小さい翼は、やがて失速して、おちてしまう、、、。

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ある一羽の鳥と飛ぼうとしたんだけど…


わたしは低空失速飛行…


彼は片方が人より大きいのに片方が人より小さいからうまくバランスとれない…。


一緒に飛びながら、何度もぶつかっては、落ちてケガをする…。


彼は、一匹ずつだけどマイペースに飛んでいる仲間をまぶしそうに見ている…。


わたしは、やがてトコトコと、巣にもどる…。


ケガして傷だらけになって、、、


変な声がたくさんでちゃうから…。

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飛べないから…


変な声でちゃう…


みんな同じように小さな羽で飛べないなら大丈夫…。


でも自分だけ飛べない気したら…


自分は、ダメで悪いものな気がして、変な声でたくさん鳴いた…。


彼だけは、人より大きな片方の翼で、わたしをときどき撫でるけど…。


本当は飛び上がりたい心も持て余し…


諦めたように…空を見る…。



病と翼の衰えでもう飛べない母鳥は、ただわたしのそばで眠る。



母鳥が眠れなくなるから、眠れなくなると早くいってしまうから…



変な声だけは止めなきゃと思う…。



ケガをして、えぐれて、今はもう低空飛行さへ出来ないわたしだけど、、、



変な声だけは出なくなってきたから…



毎日、巣をお掃除して、母鳥の毛づくろいをたまにして…。



その横で、彼は、バランスを必死でとりながら低空飛行をやめない…。


毎日毎日、翼を動かしている…。


わたしの羽は、もう固く固まっているよ…。

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飛べないわたしのあたりを、必死に飛んでいる彼は、、、。


勇ましい鳥だ、、、。


でもわたしは飛ばない…。


また一緒に飛べばぶつかって、ふたりでまた落ちてケガする…。


今は、かすかに見える場所でくるりと飛んで、また自分の巣で休む…。



くるりと飛んでは休む、くるりと飛んでは休む…。



わたしは巣をかたずけては休む…。


小さな翼やお尻をよじよじして、巣の外に抜け毛や食べかすをおとす…。

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鳥は宙を飛行するだけが、飛ぶ、ではない。

地を走り、水を泳ぎ、様々なトぶ選択肢がある。

自分に出来そうなトぶを追究しても良いんだよ。

出来そうなことを自分のペースで進める、そんな考えを持ってみると、目の前の世界は意外と広く見渡せることに気付くよ。

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