3年前に、母が椅子から転倒し、手術、入院、転院などをして大変でした。 糖尿…

3年前に、母が椅子から転倒し、手術、入院、転院などをして大変でした。

糖尿病を患っていて、
骨折した太ももの大腿骨は以前にも雨で濡れた階段で滑り骨折したことがあり、
年齢はそこまで高齢ではないですが、子供の頃から病気がちでたくさんの病気にかかり、復活してきた人です。

私には生まれて間もない頃から、「お母さんは身体が弱いから長くは生きられないかもしれないの」と、子供心にも衝撃的な告白をし、私はまだ幼かったので母への心配と同時に自分の成長も危ういのではと恐怖に怯えたものでした。

前置きが長くなりましたが、
はじめに述べた2回目の骨折で、転院を繰り返し、大きな大学病院で入院、リハビリをしていた頃。
本人はリハビリするまで回復していて前途洋々だったのでしょうが、コロナ禍でもあり、家からも遠い大学病院へ身の回りのものを運ばせ、
こちらは深刻な状態の病院に出入り。

本人の気が弱いのか、私達への愛が無いのか、
病床からバイバイと手を振られる日々は心がとても辛く、今度こそ最期の別れかと思いました。

（この骨折の時に同居中の家族4人がインフルエンザにかかり、私自身も経験したことのない苦しみの中でのルール違反のような闘病と看病を経験しました。医師の資格は無いのに医療サバイバルチームの一員のように取り組むしかありませんでした。)

この時の母が本当にもう死ぬかもしれない。
一生の別れかもしれない。

という予測がとても強くて、
体の中で不思議な現象が起こりました。

母がいなくなってもちゃんと生きていけるようにという、依存関係からの独立の作用だったと思います。

ですが、長くなってしまいましたが、
病院の関係者の方のご尽力などもあり、母は復帰しました。

家は手すりをつけたりできる範囲でしたがリフォームをし、家が福祉施設のように変わりました。

一生の別れかもしれないと思った相手が生きていて、自分以上に元気に回復し、
私の心を傷つけてきます。

心の傷のせいなのか、
一緒の時間を過ごそうとしても心が拒否して避けてしまいます。

今後どうなるのかと悔しいような不安な気持ちです。

随分前から親との別れを意識して生きてきて、人一倍な感じに、気にかけて世話もしてきたので本当に疲れ気が滅入ります。
お花の綺麗さや山の綺麗さに心を上書きされてどうにか喜びは感じています。

いつも死がつきまとっている人とどう接したら良いのでしょうか。

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