私の母は気難しい人で、プライドが高く頑固で溜め込み症です。高級志向でもあるのです…

私の母は気難しい人で、プライドが高く頑固で溜め込み症です。高級志向でもあるのですがお金にルーズで、クレジットカードを使い込んで自己破産手続きをしたこともあります。

5年前に父を亡くし、私と妹も家を出ています。築36年になる3階建ての古い家に猫3匹と暮らしていました。

その家は父が昔担保にして起業し倒産させましたので、ローンが残っており、紆余曲折あって7年前に私名義にしておりましたので、
父亡き後もローンは残りました。
母はパートと年金でローンを毎月返済していました。

猫を昔から飼っていましたので(1番多い時期で15匹くらいいました。)、埃っぽい家で、床はベタベタ、壁は猫の爪とぎ後だらけ、キッチンもお風呂も昭和のタイプで古く、私は私名義のこの家を早く手放したくてしょうがありませんでした。しかし溜め込み症の母はここに住みたい気持ちが強く、「宝くじが当たったら立て直したい」と時折話しておりました。私は何もできないでいました。


そんな中、古い家ですので、朝母が出かけた後に2階の寝室から漏電し(猫が留守中寒くないようにエアコンをつけていたようです)、2階が全焼、3階もススだらけになりました。
夜、母が寝ている時に火事にならなくて、本当に良かったと思います。隣の家に燃え移ることもなく、死者はいませんでした。

消火のため玄関のガラスは割られ、一階の玄関からリビング、階段が泥と水だらけ、2階の焼けた床からは一階に水漏れ、2階の窓ガラスは熱で焼け落ち吹き曝し、壁は焼け落ちて中の鉄筋コンクリートがむき出しになった状態です。
猫については、1番可愛がっていた3匹のうち1匹が、煙に巻かれて死んでしまいました。

火事について、エアコンは3年前に買い替えたものでまだ新しく、火元は本体でもコンセントの差し込み口でもなく、コードだろうとのことでした。消防の方もはっきりした原因はわからないと言っていました。
夏場など、猫の熱中症予防のためにエアコンをゆるくつけたままにしておくのは普通のことなので、母に不始末の責任はなく不可抗力だったと思います。

一階は焼けませんでしたが、床は濡れて泥だらけ、天井からは水漏れしているので、とても住み続けられる状況ではありません。

仮の住まいとして私の賃貸マンションに寝泊りすることになりましたが、母は火災保険で、あの一人で住むには大きすぎる、古い焼けた家を修繕したいと譲りません。

私は火災保険のお金で家を解体し、土地は売りに出し、残ったお金で母の新たな住まいの家賃や生活費や老後の蓄えに当てたいと思っています。父の負の遺産であるローンも無くなるわけですし。

ちなみに火災保険は家財と合わせて最大600万くらいになりそうですが、最大　なのでなんとも言えません。

私名義の家と保険なので、強行手段はいくらでも取れると思うのですが、気難しくプライドが高い母とは話し合いで解決していきたいのです。何か説得するいい方法はないものなのでしょうか…

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