三回忌を前に(実話)
二年前に義姉が自殺
しました。
遺体を前にした瞬間
後頭部に痛みが…
頭の中に直接響く様に「死にたくなかった」との声が聞こえたのが最初でした。
家内や義妹が
「何で。この前約束したじゃない」と
責める様に言った。
そう。
彼女はその半年前に
自殺未遂をして
母親に泣いて謝ったのでした。
その時僕は頭の中に聞こえた言葉を
家内と義妹に伝えなければ…と思った。
「○○ちゃんは死にたくなかったんだ。」
と、僕が言うと
「じゃあ、何で自殺なんか…」
彼女は、病気だった。
三連休の中日
ゆっくり起きた彼女は、娘と一緒に買い物へ出掛ける約束を
していた。
ただ、時間を確認する為に点けたTVに
聞こえて来たのは
集団自殺のニュースだった。
その時彼女の中で
スイッチが入ってしまった。
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最初、異変に気付いたのは、彼女が入院していた病院の職員 だった。
前の日、彼女はどうやら病院の職員にお礼のメールを送っていた。
職員には、入院中よくして貰っただけでなく、退院後のアパートの保証人になって貰った恩人だった。
連絡が取れない事に
不安を覚えた職員は
彼女の弟に連絡をし、アパートに様子を
見に行くように頼んだ。
弟は、彼女の旦那と一緒に様子を見に
アパートに行ったが
中から鍵が掛かっていて、開ける事が出来なかった。
その場で携帯電話へ
連絡したら、ドアの
すぐ向こうから着信メロディーが聞こえたが応答はなかった。
不安になって、大家に連絡して鍵を開けて貰いドアを開けようとすると、ドアが
異常に重かった。
構わず二人がかりで
無理矢理開けてみるとチェーンの部分で
首を吊り変わり果てた姿の彼女がいた。
つづく
「死にたくなかった」
彼女が僕に伝えた思念…
妹達や娘の精神的な
支えとなっていた彼女。
今もまだ…
家内や義妹はにわかには信じられない様子だったが、娘は
僕の発した言葉を
母親の言葉として
受け入れたようだった。
僕は娘に対し、
「約束守れなかったね。ゴメンね」
そういうと、堰が切れたように目から涙が溢れ出した。
僕は黙って娘を抱きしめる事しか出来なかった。
通夜・告別式と彼女は僕から離れず、みんなに対し、心のケアを僕を通じて行った。
みんなも、僕の言葉が彼女からのメッセージとして受け入れたのか、素直に耳を傾けてくれた。
こうして、葬儀は無事に終了した。
告別式から帰って来た僕は、とんでもない事を口走りました。
僕は家内に向かって
義姉の娘を
「ウチの養子に出来ないか?」
その娘は、軽度発達障害「アスペルガー症候群」であり
(後にアダルトチルドレンも併発と診断)
一般の社会生活は困難だった。
家内は信じられない様子で、「本人に確認もしないで勝手に決めないで!」
と猛抗議。
僕は、「ならばホームステイという事でどうだ」
なおも譲らない僕を見て
「あなたおかしいわよ」
と、家内は信じられない顔で言った。
職員さんかわいそうです。
保証人になったらなにかしら損害賠償させられるんじゃないですかね。
身内が保証人にならないなんて。
あと、小説調やめていただけませんか。
余計に真剣さが感じられません。
息子がアスペです。
失礼な言い方になります。発達障害者を差別する訳ではありませんが、我が子だからこそ発達障害でも、育てていけるしこの子の為に頑張ろうって思える。けど、奥さんがこれから大変なのでは?主は日中仕事で家に居ないんですよね?
そうすると、奥さんが相手しなきゃならないんじゃない?
奥さんがどれだけ発達障害やアスペの事理解出来るかだと思うけど…奥さんと良く話し合う事が大事だと思います。
僕はホームステイという事で三日の約束でウチに娘を呼んだ
会社から帰って来た僕は娘を見て泣き出してしまった
僕たちが知らない事を話し出したのをみて、娘は僕の中に入り込んだ義姉を感じて受け入れたようだった。
僕が養子にならないか?と娘に聞いて見たが、
娘は
ママ、心配いらないよ。
私は大丈夫だから。
僕にではなく母親に向けた言葉だった
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