どうして「いじめられる方にも問題がある」という考えがたくさんあるのかわかりません。

イジメに限らず、世の中には善悪や白黒を100%割りきれることばかりではありません。どうしてそれが分からないのか分かりません。そのような考えは逆を言えば、冤罪(被害者を加害者と間違えたり過激な思想)や負の連鎖、いじめを根本的に無くすことは出来ません。いじめられるほうが100%悪いという理想論を掲げたところで、現場のイジメやそういった風潮はなくなりやせん。原因があるからといってイジメをするのはもちろんいけません。たとえ、いじめのターゲットが元加害者やいじめをしていたとしても、いじめるほうが悪くて相手には問題がないと言えますか。偽善的な考えは往々して、この矛盾に目を背けています。