世の中には必要な人間と必要じゃない人間って、やっぱりあると思うんです。僕は勿論後者ですが。僕みたいな人間はもっと価値のある人間に貢献してさっさと死んじゃったほう

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お話が大分進んでしまいましたが、罪は犯してはないけれど、罪悪感があるとの事で、そう思ってしまうのなら、それはそれでしょうがありません。

主さんとは違うと思いますが、私は生きるという事は、ある側面から見たら残酷な事だと思っているので、両手を上げて素晴らしいものだとは言えない自分がいます。だから、ある種の罪悪感みたいなものが私の中にもあったりします。

生きる事は迷惑をかける事とはその通りです。でもそれはお互い様。それが共同体で生かざるを得ない人間の業です。生まれてきてしまった以上は、そう思いながら生きるよりしょうがありません。

あとは、真面目な人は、自分の中にあるおぞましい欲や願望など、それが許せずに罪悪感を感じる人もいますね。でも、欲望というのは誰しもあるもので、それは無くす事は不可能ですから、持ちながらでもコントロールしてけばそれでいいものと思います。

自分には価値がないという感覚は他者に必要とされる経験、他者から自分の存在を承認される経験が少ないと、発生してしまいやすい感覚だと思います。それは何故かと言えば、自分が存在する事に、最初から確かな価値を保証する意味や根拠がないからです。

何故自分が存在するのか？と考えても理由が分かりません。親がこの身体を産んではくれたが、何故自分なのかは分かりませんからね。だから、自分で自分の価値を感じるには他者からの承認が必要になります。その他者とは大概が親です。そこが上手くいかない人や、周りから酷く疎外された経験があると、自分に価値を見出だせなくなりやすいと思います。

でも、私はそういう人にはあえて、存在する事には最初から意味も価値もないとハッキリ言うようにしてます。私がそれに気付いた時に救われた経験があるので。

罪悪感や価値がないと思ってしまうなら、それはそれで構いませんが、それとは別に、生きる事に価値はあるのか？という事を、感情ではなく頭で一度きちんと考えてみるべきです。