人間不信です。 一年前にお付き合いしていた10歳年上の男性の話。 男性→現在37歳。PL学園元出身の甲子園球児。野球関係者を使い保険の仕事をしていて

そうですよね。母に話したんです。

「甘い所で手にしたお金は人の真面目を潰し、ダメにする。簡単に大金を借りる人間は大金を得れないが使う事は出来る。働くのがバカらしくなり、寄生する。借りるのが癖になり、1万が1千円に見える。麻痺した金銭感覚は貧乏をしても治らない。労力なくして得た金の甘さに浸かり、抜けれなくなる。人並み以下だが人並みの生活を求める。"頑張って働こう、例え最低時給でも"ではなく"見つからないかな、楽に貸してくれる人や場所"になる。………貴女がした事は中毒になる事。だから彼は未だに定職につけないのよ」

母は死物狂いで手に職をもち、死物狂いで私にも手に職を与え今を作ってくれた。が、彼は野球しかしていない。「親のせいでプロになれなかった」「医者になりたかった」「弁護士になりたかった」「野球しか取り柄がない」

誰かのせいや何かのせいにしても始まらない。医者に年齢制限はない。弁護士にもない。野球しか取り柄がないなら公務員になって学校のコーチも出来る。資格次第でプロ等の育成教室やジムなんかも出来る。……親がダメではなく、自身を自身でダメにするのってこんな人なんだなぁと勉強になりました。全てにおいてルーズな人は回らないのではなく、回せないんだなと。

疑い深さが足らなかった私に丁度いい物をくれたと思っておきます。

詐欺に聞こえたりするけど、今の彼は愛しくて仕方ないです。大事にします。