結婚しようと考えた彼女の実家の両親に、初めて挨拶に行きました。 けっこうなエリートな方とは聞いてました。自分は三流大出てますが、10年必死に働いて、 そ

主さんが怒れたのは主さんのお母さんが子を思う愛情に溢れた方だったからでしょうね。
こういう言葉を発すると相手はこういう気持ちになりますよっていう当たり前のことをお母さんは主さんに教えてこられたのですね。そして人を見る判断は富や名声などの表面ではなく人間性だと、お母さんは行動で教えてきてくれたのですね。だから主さんのような息子さんが育った。
その決断、私は間違ってないと思います。
そんな父親とそんな夫に何もいえない母親に育てられ、大切なひとを目の前で傷つけられても何もいえないその彼女。
育った環境とは恐ろしいもので彼女にしてみれば父親の暴言は主さんが思うほど酷くは感じていません。それがずっと見てきた父親の日常だからです。あなたが激怒したから慌てただけのこと。

じつは私の親戚にも彼女の父親と同じく小心者で富と名声でしか人を判断できない男性がいます。自分と違うものを蔑み己がもっとも偉いと錯覚してる井の中の蛙です。
そういう人と長く夫婦でいられる女性はずっとその人に逆らえませんし、そこの子もそう。結局は逆らえません。どこかで父親のそれを正しいと洗脳されていますから。
ちなみにそこのお宅の娘さんは親が決めた高学歴の男性と結婚しましたがご主人は度重なる親の口だしで鬱になり離婚されました。もうひとりの息子さんは好きになった女性をことごとく親に反対され結婚を諦め60過ぎても独身です。
そういう器の小さい男をお山の大将のまま黙認し天狗にならせてる家は生涯変わりません。そこの子供も呪縛から解けません。
家族は諦めそれをあたりまえとしてしまうのです。

主さんの決断は賢明でした。そんななかにあなたやお母さんが巻き込まれなくて良かった。
ご自身の決断を誇りに思ってください。