次女は2歳です。 テーブルに乗ったり、悪いことすると義父母は手や足を叩きます。 長女も何かをして頭を叩かれた経験があります。 私は、子供達が悪いことをする

そう。
躾と暴力の判断を付けようとしたがる人が多いな。
判断する様なものじゃない。
躾は子供の為にあらゆる手段の中で最適な方法を選んだ結果としてやるべき事。
だから躾の中には暴力なんて存在しない。

虐待で暴力を振るった場合などは、そもそもが躾などではなくて、それは最初から暴力なだけだ。

躾の意味は何だろう？
親の目線だけで語る事でなないだろう。
躾は親も子供も含めて考えないと成り立たないものだ。

躾と暴力を一緒くたに考える人は、躾が何なのか、暴力が何なのか、それを追求しない。
全部自分の都合でまとめてゴミ箱に捨てようとするだけだ。
捨てた中には必要な躾もあった事も知らずに。

逆に考えてみたらいい。
痛みさえも付け加えた躾をしないとならない事とは何なのか？
そんなもの全く無いと言い切れるなら、それはとんだ傲慢だ。

痛みを知る教育と躾はつながっている。
人は火が熱いから火の怖さを知り、針で刺す痛みを知るから扱いを覚える。
躾もそれと同じだ。

躾を暴力だと決め付ける人は根本が理解出来ていない。
火の怖さを教えるのに針で刺す。
これが暴力だ。
火の怖さを教えるのに火の熱さを与えるだけで、必要な事は何も教えない。
これも暴力だ。

教育でもない、躾でもない。
ただそれだけの事なのに、教育だろうが躾だろうがそれら全てを暴力だと言う。
これこそ暴力的な考えだ。

勘違いしてはならない。
子供の為に必要な事。
そこで教えなければ、他の場で取り返しの付かない代償を払わなくてならない事。
そうならない様に、親が子供を思ってしなければならないのが躾だ。

躾に暴力は無い。
暴力と言うならば、それは躾でないだけだ。