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どこにでもあるような話です。 早くに両親が離婚して、私と妹は母に引き取られま…
どこにでもあるような話です。
早くに両親が離婚して、私と妹は母に引き取られました。
ですが母は若かったこともありたくさんの男を家に連れてきては”お父さん”と呼ばせる家族ごっこをしたり、家に一切帰ってこない日もありました。家にいても携帯ばかり見て、男からのメールにつきっきりの毎日。特に幼い頃は母の恋愛がうまくいかないと怒りをぶつけられ殴られ蹴られる毎日でした。
かといって父親はお金にだらしなく酒とギャンブルをしては夜遅くで子供が寝ているにもかかわらずたくさんの友人を家に呼び込んでは、大騒ぎするような人で猜疑心が強くたまに電話しても”お金を頼めってお母さんに言われたんだろう”と一方的に責めるような人でした。
私が大学進学の相談をすれば”お前なんかが大学に行ってもどうせ何にもできない”と突っぱねられてしまい、後から聞くに新しい家族もできたとのことで私になんかお金を出したくないようでした。
もちろん母もそんな蓄えができているほど計画的な人間でもなく、そもそもお金を出す気はなかったとわかって絶望しました。
私は大学を諦めて、妹のことも視野に入れて入学金の高くない専門学校に急遽変更し、先生達からも”大学志望じゃなかったっけ？”と問いかけられるたびに辛くて。進学するにあたっての準備を全て一人で行うことになり、手のかからない生徒だった私は先生達から妙な信頼を持たれていたせいか、相談できる人もおらずせき止めていたものが、あるとき一瞬にして砕け散りました。
無力感、喪失感、不安、情けなさ、そんな感情がいっぱいになって私は高校三年生の11月に不登校になりました。
クラスメイト達からくる心配するメールも電話も毎日きて、クラスで色紙にメッセージを書いてきてくれたり、先生達もなぜ不登校になったのかわからず、かなり戸惑いながらも何度も家に通って顔を見にきてくれました。
それでも私は再び学校に行くことはありませんでした。
それから１年間引きこもり、私は仕事に行くようになりました。ですが妹は高校に入学して間も無く退学を決断しました。私は妹の進学のことも考えて、たくさん諦めて指定校推薦すらも蹴ったのに。頭がおかしくなりそうでした。
そのことを言及すれば口論になりました。
そしてわかったことは妹は私のことを見下しているらしいことでした。
「お姉ちゃんはみんなに嫌われてるんだよ、お母さんもお姉ちゃんのこと嫌いだと言ってたよ」
と聞かされてめまいがしました。
妹が嘘をついているようには見えませんでした。母はいつも私のことを煙たがっていて、妹も同様です。そうやって影でひそひそと言われていたのだと知ってとても苦しいです。
私はずっといつも自分が何者でなぜここにいるのかという違和感を常に抱いて生きてきました。
いつも寂しく、孤独感と無力感、母の怒鳴り声と、いつ振り上げられるかもしれない手に怯えて、それでいて母からの愛情と認められていると言う実感が欲しいために行動していたと言っても過言ではありません。
仮に私は人間的に魅力のない人間だったとして、これを虐待と呼んでもいいのでしょうか？
そして２１歳にもなって、こんな感情は恥ずかしいことですか？
長文で申し訳ないです……
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妹さんからすれば主さんが大学を諦めたこととか関係ないんですよ。主さんが大学を諦めたからその分頑張ってほしいというのは妹さんからすればいい迷惑でしかない。こうやって自分が大学を諦めたことをグダグダと思ってしまうのであれば、誰かのための行動はしないほうがいいです。
>> 5
そうですね、今思えばそうでした。
「朝起きるのが辛いし、楽しくないから」と言う理由でやめてしまうことはとても理解できず、つい熱くなってしまいました。
自分の考えを押し付けるようになってしまっていたのかもしれません。
自分が良かれと思ってしていたこともただ一人で張り切っていただけに過ぎない。
聡く、姉らしく視界を広く持とうと無駄に足掻いていた自分が滑稽で情けないです。
無理をせず、責任感など捨てて自分の好きなことをやるべきだったのかもしれません。
結局親の意見に根負けしてしまう自分の意志の弱さも起因の一つであることは事実だと思います。
私の思いやりや最善のことはただの偽善で独りよがり、
それでいて自分が苦しくなるであろうことを予期できなかった自分の先読みの甘さ、
気持ちよく善意を振る舞えない自分は、いい歳をして甘えているだけなんだと思います。
軽はずみな善意は自身を苦しめるだけ、本当にもっともだと思いました。
よく耐えて今まで頑張って生きてもらって、
ありがとう。
もうこれからは、貴女の人生です。
お母様も、誰かに依存をしないと生きていけない、人だったのですね
ですが、紆余曲折しながら貴女は、生きて今も探りながらこの時代を生きてる
又辛いときには、ここに来てね
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