何事にも興味がわかなくて、自分が機械のようで驚きました。 おそらく昨日までなにかに興味を持つということを意識したことがなかったです。 昨日、ラジオで、自

そんなに哲学的な考えする必要も無いんじゃないでしょうか？
興味持てない事に興味を持とうとしても、それは土台無理な話しです。

一概に言えませんが、人から興味や探究心を奪ったのはネット社会だとも言われていますよ。

ネットを開けばありとあらゆる情報がその場で手に入り、自分は動く必要が無い…。
行ったこと無い場所、やったこと無いものもネットで詳しく知る事によって、分かったつもりになり、それ以上の興味が持てなくなる傾向にあるそうです。

それが他人への興味にもつながり、「何でも知ってる、何でも知る事が出来る自分は、他人に興味を持てない」という思考にもつながってしまうそうです。

ネットで情報が溢れる前の社会は確かに違いました。
得られる情報は本の中でのわずかな情報。
それも自分が動いてその本を探してから読まなければならない。
更に細かい情報は、実際に行ったことある人、やったことある人に聞かないと分からない。

だから昔は「物知りさん」がもてはやされた。
物知りさんにみんな集まり、いろんな話しをしてもらう。
人と人がつながる環境があったんです。

今は物知りさんは絶滅してしまいました。
物知りさんが語る面白い話しより、ネットで検索した方が、速く正確な情報を手に入れられるから…。
せっかく物知りさんが語っても、ネットで検索した正確な情報を突き付けて、アラ探しをする人さえいますからね。

要は、余計なおしゃべりが出来にくい時代になった…のかもしれません。
それが影響して人が何かに興味を持つという、昔では当たり前だった事が当たり前では無くなって来ているのかもしれません。

主さんが何かに興味を持ちたいのであれば、知っている自分、言い換えれば知ったつもりになっている自分を捨てて、ネットに頼らず自分の足で、自分の目で、いろんなものを探してみたらどうでしょうか。

人間、自分の見て来た事や経験した事は、どうしても話したくなります。
これはネットで得た上辺の知識では積極的に持てない感情です。

そうしていろんな人と話しをして、自分の経験と人の経験を比べたり、参考にしたり…。
または、意見を交換し合ったりしてみてはどうでしょうか。

それが、いろんな事やいろんな人に興味を持つ事につながるものだと思います。

長々と失礼しました。