外国人旅行者が伸び悩む理由。 いい加減に本音を言ったら？ …と思うんだけど。 日本は各施設のサービスも抜群、治安も良い。 観光地も整備されてて、

マスコミは「視聴者を不快にさせないように共感を得る」ことを重視してるから。

「日本人が英語話せないからダメなんだよ」ってコメンテーターのおっさんとかが番組で言ったところで視聴者は「は？」という気分になる。もっともな意見のため共感もあるが、英語話せない多くの日本人視聴者をディスってる訳だから反感も生まれそう。
また、実際奮起して英会話を学ぶ人が増えるかもしれないが、それは移住者が増えるため企業や国としては大問題に繋がる。

でも「日本のサービス向上をもっと高みへ」なんて言われたら、「は？」とはならない気もする。日本人たちにはすでに「自分たちは礼儀正しくトップクラスのもてなしの心を持っている」という自負があるから、他の国に負けたくないとか少なからず誰もがなんとなく感じるだろうし。
「やってやろうじゃん」てなる気がするんだよね。

マスコミの報道内容の違和感はそういった「共感」を意識して内容を省いたり湾曲させてるから、納得いかないことがあるんじゃないかな。


「日本人が英語を話せないまま、
日本のサービスやホスピタリティだけを向上させ、

選抜された外国人旅行者のみを増やしたい。
外人を日本に流入させるより、日本を外国へ広め、日本をブランド化させたい。」

これが国と観光地の本音だと、
私は思うよ。