書きなぐり。 なんか、ある人と話してから、 過去の家庭でのことがフラッシ…

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近所のおばさんが何度も見にきてくれて、
「お母さんまだ帰ってこない？」「寒いから風邪ひいちゃうよ。女の子なのに。うちで待ってる？」と何回も聞いてくれたけど私は遠慮して断った。でも最後は、夜の9時くらいまで待っててもお母さんが帰ってきてなかったから、おばさんに半ば無理やり背中さすってもらいながら、家に入れてもらった。
そのおばさんの家は2人姉妹の女の子がいる家族だった。
「今日パパは遅いから、遠慮しなくていいよ」と言ってくれた。
家庭科の教科書に載ってそうな、家庭的な落ち着いた家だった。
ちらし寿司を食べさせてくれた。
久しぶりにカップ麺以外の夜ご飯食べた。
食べてる途中で、お母さんがピンポンしにきて、家に帰った。
おばさんは、ちらし寿司をタッパーに入れて私に持たせてくれた。
家で1人で部屋で続きを食べて、気付いたら泣いてた。

そんな日々を過ごして、私は学校から帰ると、母が帰るまでの時間を母の車で過ごすために、母の会社に向かうようになった。

それで、最後には、弟を捨てることになった。
私と母と2人で、他の団地に引っ越した。
近所の友達とも離れて、
都会の団地に。

知ってる人が誰もいない。
もう近所にもあのおばさんのように声かけてくれる人もいない。
周りに住んでるのは、外国籍の家族とか、きっとお金のない老人夫婦とか、うちみたいな母子家庭の人達。
私の隣の家は、おじさんが会うたびに違う女の人を連れ込んでたから、きっと不倫か何かするために借りた部屋なんだろうと思う。

だけど、私はようやく、
ひっそり穏やかに暮らせるようになった。

それからひっそりなんとなく生きてきて、
大人になって、
高卒で、
私はなんとか幸せを感じれる日々を過ごしたくて、アパレルとか洋菓子店とか色んなバイトしてみた。でも何やっても、うまくいかない。人とのコミュニケーションの仕方が分からない。怒られてばかり。


、、、そんなことを、思い出して、
なんか、辛くなってた。10ヶ月くらい。

でももう終わりにしたい。
思い出すの終わりにして、前を向いて普通に幸せに明るくいきたい。

その為に、
私が幸せな恵まれてることの方を考える。

私には手がある。
だからこうやってスマホを自由に打てる。
好きなご飯を作れる。
これから夜ご飯を食べようとしてる。

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私には足がある。
だから明日も自分の足で歩いて仕事にも買い物にも好きなところに行くことだけできる。

私は今、家の中で誰かに怯えたりすることなく自由に過ごすことができてる。

私には目がある。
だからこの前テレビでやってたトイストーリーも見て楽しいと思えたし、
YouTubeで色んな動画見て楽しめる。
景色とか、これからの季節はきっと桜とか、そういうのも目が見えるから私は楽しめる幸せがある。

私は耳が聞こえる。
だから、音楽を聴くことができる。
音楽には感謝してもしきれない。
もし私が耳が聞こえずに、音楽を知らなかったら、
心の支えになるものが何もなくて、とっくの昔に死んでたかもしれない。
音楽はずっと味方でいてくれて、ありがとう、。

私には未来がある。
いつ死ぬかなんて誰も分からないけど、
でもとにかく、私は今、大病なんかになってないから、
好きなように生きていくことができる。
それは私次第なんだ。
これから、なんの仕事をしようかな。
生活費のためだけに我慢する仕事じゃなくて、
楽しく働けるようになりたいな。大好きなことじゃなくてもいいから、
優しい人たちと、
私も優しい人になって、
優しい気持ちで頑張って働きたい。
たくさんの人に感謝を忘れずに、謙虚に、笑顔でいたらきっと、そんな悪い目には合わないはず。もう。あったとしたら、逃げて他の場所を探したらいいんだ。
今の私は子供の頃と違って、
自分の意思で自分の居場所を選ぶことができる。

他には何かな。
あ、私にはおじいちゃんがいた。6歳くらいの頃に死んじゃったけど。
おじいちゃんは優しかった。
私を猫じゃらしであやしてくれて、
私が泣いてたら怒らずに手を握ってガチャガチャやらせてくれて私の機嫌を取ろうとしてくれて、
ピーナッツパンを私にちぎって食べさせてくれたりもした。
おじいちゃんがもっと長く生きててくれたらなぁ。
お父さんに暴力されてたときも、弟のことがあったときも、団地に引っ越してひっそり暗く過ごしてたときも、助けてくれたのかなぁ。おじいちゃんがくれたのが、あれが愛なんだと思うきっと。

誰からも愛して貰えない子も、殺されてしまう子もいる中、
私はおじいちゃんな愛してもらえた。

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沢山幸せなこと、あったんだった。

それを考えよう考えよう。
私の心を楽しく明るくしてほしい。
幸せな思い出を沢山沢山思い出してごらん、私。

大丈夫大丈夫。
これからはきっとうまくいくよ。
あなたは幸せになるよ。
いっぱい泣いたから、もうこれからは笑って生きれるようになるよ。
きっと優しい友達ができて、
優しい彼氏ができて、
結婚して、
子供が生まれて、
きっと私なら、色んな人を愛して幸せにしてあげられるお母さん、奥さんにきっとなれるよ。

だからがんばろうっと。
さてと。
ご飯食べて、トイストーリーの録画したのを見て、寝よう。

明日は仕事休みだから、のんびりゆっくり。

明日は近所にお買い物に行こう。私には足がある。幸せなことだ。

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弟を殴ったり蹴ったりしたことは、
ごめんなさい。
忘れたい、もう。どうしたらいいか分からなかった。私はただ、少しでもお母さんを楽にしたったし、せっかくお父さんがいなくなったんだから3人で穏やかに仲良く暮らしたかった。

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小さい頃、
私が男の子達と遊んでザリガニをとって帰ってきたのに、
家の洗面所にザリガニ出した途端に怖くなってきて、
どうしたらいいか分からなくなって泣いてた時があった。
お母さんもザリガニ触れないからどうにもならなくて、お母さんには早くどうにかしろって言われて、どうにもできなくて1人でずっと泣いてた。

夜、お父さんが帰ってきてから、
お父さんがザリガニを川に返しに行ってくれた。すごくホッとした。お父さんがヒーローに見えた。

のを思い出した。
あれも愛だったのかな。

お父さんはいつも怖い顔してた。いつも不機嫌だった。少しのことですぐ切れて、暴力した。
きっと、お父さんも、辛いことが沢山あったんだよね。

どうしてみんなで仲良く幸せに暮らすことはこんなに難しかったのかな。

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私が小4のとき、ダンスクラブに入ってた。みんな女の子で。

クラブ活動の帰りが遅くなって、
そしたら小6の先輩たちが家まで送ってくれた。暗くて危ないからって。
小6の女の子たちだって、同じように危ないのに。

小4のときのクラブ活動のとき、
すごい可愛がってもらってたな。
可愛いって沢山いってもらった。人生で初めて。写真見返しても、カリカリのゴボウみたいな体して、顔も暗くて、
いったいどこを可愛いと思ってくれたのかいまだに分からないけど。
でも優しくしてくれた。

私は沢山、いろんな人に優しくしてもらって大人になったんだ。忘れちゃってた。幸せな経験も沢山あったのに。

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