自分の容姿が受け入れられません。 僕の顔は、とびきり悪いです。 正直僕みたい…

自分の容姿が受け入れられません。
僕の顔は、とびきり悪いです。
正直僕みたいに特殊な顔の人ってあんまりいないんじゃないかと思います。
整形したって人並みにすらなれないと思います。骨格が歪で、大きく、誰かと写った写真を見るたびに辛くなります。
人間って、理想を少しずつ諦めて、現実を受け入れて大人になるじゃないですか。
だとすれば、僕はどこまでの現実を受け入れたらいいのか、考えただけで死にたくなります。
人から笑われて、馬鹿にされて、距離を置かれて、それでも生きる意味ってありますか？
僕の顔は、奇形レベルです。同じく奇形レベルの祖父の遺伝です。
祖父は少し(というかかなり)頭の悪い祖母となんとか結婚して、現実から逃げるためにお酒を大量に飲んで倒れました。
今は醜悪な上に、ボケて不自由な体の介護を周りにやらせる、まさに怪物に成り果てています。
ひどい言い方かもしれないけど、僕にはそうとしか見えません。
昔は嫌いじゃなかった祖父も、今は視界に入れるのすら嫌です。
祖父の顔が醜いから嫌いなんじゃないです。思慮が浅くて、図々しくて、およそ人格のどこにも気品や美しさを感じないからです。

その祖父に自分が似ているのが、ますます辛いです。
僕は綺麗なものや世界が好きです。文学とか、そういう世界が好き。
作品を読んで、書いて、感動して、その気持ちを誰でもいいから分かち合いたいです。
でも、きっとそんな些細な憧れもこの容姿では諦めるしかないのでしょう。

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