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自分らしさという言葉。 最近はとても大切にされる。 けれど、こう思うのです。…
自分らしさという言葉。
最近はとても大切にされる。
けれど、こう思うのです。
自分らしく生きれる場所なんてないくせに、自分らしく生きようとする。
もしかすると、それは問題なのではないかと。
それが、たとえ正直で明白で揺るぐことにない正しさと考える信念であってもです。
善だからといって見えざる力に味方されるわけでもない。
善悪よりも、もっと、次元の高い運命的な力。
そういう何か。
正直で明白で揺るぐことにない正しさ。
これは維持しつつ。
自分らしく生きれない場所には、兎に角、学ぶことだけしか残らない。
そうではないだろうか。
きつい。
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詩的な言い回しを除いて書くと、こうかな。
最近は「自分らしさ」という言葉が大切にされますが、私は「自分らしく生きれる場所なんてないくせに、自分らしく生きようとする方が問題なのではないか」と思います。自分勝手な我儘ではなく、自分としては正しいと思うことでも、世間が味方してくれるとは限りません。善悪とは別の、何か大きな力で世の中は動いている気がします。
自分なりに正しく生きることは大事ですが、自分らしく生きられない場所では周りの人に迎合するしかない、そういうことではないでしょうか。きつい。
他人と関わる以上は他人に合わせなきゃいけないシーンが沢山あるけど、1から10まで他人に合わせるんじゃなく、なるべく自分の良さも出していこう、少しずつ自分の希望も叶えていこう、自分らしさの全てを否定する必要はないよ、という意味だと思う。
国語の勉強をサボったせいというより、誰もが通る成長過程ですよ。哲学にハマっている時には、詩的な言い回しがしっくり来るような気がするんですよ。私もそういう時がありました。
でも今は小学生にでも分かるような易しい言葉で複雑なことをスッキリ説明できる大人がカッコいいと思ってます。テレビ番組で解説をしている池上彰さんは、思想は少々偏っていますけど、物事を分かりやすく説明する能力は素晴らしいと思います。
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