連続小説作りましょう！ 前の人の書いた文章につづきをかいていくやつです！ 文…

その小さな男の子は、窓から外を見下ろしています。

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その視線の先には…
龍の刺繍が入ったスカジャンに身を包んだ二足歩行のカモシカがタップダンスしているではありませんか。

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小さな男の子は、ため息をつきながら自分の両足を見ました。

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僕もあの、カモシカさんみたいにタップダンスできたらなぁ、、でも靴がないなぁ。

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すると
男の子の前に、小さな妖精が現れました🧚‍♀️

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靴がほしいの？それなら、私の願いを聞いてくれないかな？

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男の子は聞きました。
「いいけど、願いって？」
すると妖精は答えました。
「簡単なことよ。靴を手に入れたら、妖精の粉を手に入れる材料を取ってきて欲しいの」

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「いいけど、妖精の粉を手に入れる材料ってどこにあるの？」

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向こうの森の何処かにあるはず🌲
タップの上手なカモシカさんなら知ってるかも。。🦌

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「必ず取って来てあけるょ！」
男の子が約束すると、
妖精は、魔法で靴を出しました👞

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「カモシカさん、カモシカさん、どこの森で妖精の粉があったか知ってたら教えてくれませんか？」男の子は言いました。「教えてやるよ、その代わり君のかぶっているその赤い帽子くれたらね。」「この秋葉で買ったスタジャンにぴったり合いそうだよ。」すこし、ハングれのカモシカは言いました。

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「いいよ〜」
男の子が赤い帽子を差し出すと、
あらららっ、、、！

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帽子は季節風に飛ばされ一つ山の向こうの希望の森まで飛ばされ、見えなくなってしまいました。

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よーし！
希望の森まで、帽子と妖精の粉を探しに行くぞーー💨💨

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男の子はカモシカの背に乗り風よりも早く希望の森につきました。

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「あった〜！」
帽子は、大木の枝に引っかかっていました🌲

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しかし、なにしろ大木ですから、帽子に届きません。

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するとそこに、小鳥さんが通りかかりました。

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この赤い帽子は巣をつくるのにいいぞ。子供たちも喜びそうだ、、３本エノキの、えだまで
もって行ってしまいました。

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（小鳥なのに子どもおんねんな……）
「ってつっこんでる場合じゃないよ！取り返しに行かなきゃ！でも僕は空飛べないし……」

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3本エノキには先客がいて作れませんでした。仲間を呼ぼうとしてくちばしを少し開けたところ
あら、あら、とつぜんの突風がふき、帽子はくちばしから離れ、ふわふわと飛んでいきました。

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男の子とカモシカが、希望の森の水のある丘で、一休みしていると、何か赤い帽子が
くるり、くるりとやってくるではありませんか。

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男の子もカモシカも、一瞬びっくりして、嬉しくなりました。
しかし、あとちょっとで手が届く、というところで風が強くなって…男の子の手からするりと抜けていってしまったのです。

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「なんだろう、あの赤いのは？」
ピョンピョンうさちゃんが見つけたのは、何とあの帽子です🐇

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ぴょんぴょんうさちゃんは、ヒョイと飛び跳ねて帽子を捕まえました。
「わぁ、なんて可愛い帽子だろう！」

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うさちゃんは、赤い帽子が何に使うものかわかりません。希望の森の仲間の集会の時にきくことにしました。「そうだ今度の集会の時、聞いてみよう」

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うさちゃんは、思いました🐇
集会の時、あの美味しいお粉の飲み物を持っていかなきゃ☕️🫖
皆んな喜ぶだろうなぁ。。✨

そのお粉とは、、、

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そのお粉とは、希望の森の空に一番高い丘に1本立っている、未来の木からできる実の粉でした。アーモンド大の木の実が、秋になるととれます。全くとれない年もあります。天使たちのお気に入りで、取れる季節になると、天使たちが枝で、くつろいでる姿が見られます。

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そろそろ収穫時期です！
うさちゃんは、丘へ行ってみました⛰🌴🥜🐇 💨

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大きな木に沢山実っていました！
うさちゃんは木の実を集めるために、くつろいでいる妖精たちにお願いし、大木を揺らしてもらいました！

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妖精たちが木の枝をユサユサ、揺らすと、木の実がうさちゃんのもってきた籠いっぱいになりました。

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水のある丘で太陽がちょうど岩穴に日が差し込むころ、雉鳥の鳴き声がしたら集会の合図です。
その声がして、生物が集まります。

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赤い帽子を持ったうさちゃんは、作った妖精の粉の飲み物を、動物達に振る舞いました☕️🫖
そこには、あのカモシカも参加してました🦌

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「なんておいしい飲みのなの？」キツネザルはいいました。「目が良く見えるし空高く雲もつかめそうだ」鳥の王者わしは言いました。どうやって作ったの？うさちゃんに聞ききました。
これはね、未来の木の実、バラの花びら、ラベンダーの花びら、太刀魚のうろこを、すり鉢で粉にするの、そして茶色の小瓶に入れ、満月の日、妖精に魔法をかけてもらうのよ。

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「この間見つけたこの赤い帽子何するものかわかりますか？」うさちゃんは尋ねました。みんな何に使うものかわからないみたいで首を横に振るばかり、、、そこにいた男の子とカモシカが
「あっ僕のものだ。飛んで行ってしまって探しにかたのさ。」

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男の子とカモシカは、帽子が見つかって一安心。
「この赤い帽子はあなたのだったのね！少し変わってるけど、この帽子は何に...わぁっ！」
うさちゃんから帽子を受け取ろうとして謝って手を滑らせてしまいました。
帽子は妖精の粉がいっぱい入ったバケツに
入って粉まみれになってしまいました。
男の子は帽子を拾い上げ粉を払おうとしましたが、「ーﾊｯｸｼｭﾝｯ‼︎」帽子がくしゃみをしたのです！

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男の子にタップの靴を出した妖精が赤い帽子の羽となっていたのです。くしゃみをするや否やタップの靴とともに現れたのです。

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「うわあ、大丈夫、妖精さん！？」

男の子は、あわてて、ハイカチを妖精さんに差し出して、顔をふいてあげました。

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「ありがとう」妖精は言いました。
男の子は聞きました。「カモシカさん、ところで天使の粉はどこにあるの？」
「知らねーよ。帽子が欲しかったから言ったんだよ。」カモシカは言いました。

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男の子は愕然としました。
「そんなぁ…」

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