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天から一本の糸が降りて来た。か細いがキラキラと輝いてとても綺麗だった。 握って…

回答1 + お礼0 HIT数 136 あ+ あ-

匿名さん
24/01/11 09:02(更新日時)

天から一本の糸が降りて来た。か細いがキラキラと輝いてとても綺麗だった。
握ってみると意外と丈夫で上まで登れそうに思えた。

よし、これでこんなところはおさらばだ。カンダタは意を決してひとり上り始めた。

中程まで来たところで、その様子に気づいた他の亡者どもが群がって来た。踏みつける者、殴りつける者、足を引っ張る者、押し合いへし合い、我先にとカンダタの後を追い始めた。

ミシッ、ミシッ、緊張が走る。
おい、来るな!降りろ、これはオレのものだ!と声を張り上げる。

ミシッ、ミシッ、誰も聞きはしない。ミシッ、ミシッ。

ピンと張り詰めた糸に身の危険を感じる。
ミシッ、ミシッ、堪らずカンダタは自分から下の糸を切ってしまう。

ヒューーー、ドン!
亡者どもが地面に叩きつけられた。うわー、ぐあー、ぎゃー、嫌だー、助けてー、やめてくれー、うめき声が聞こえて来る。

その様を見て、ざまあ見ろとほくそ笑んだ、その瞬間、糸はバラバラになりカンダタもろとも地獄に舞い戻ってしまった。



お釈迦様は穏やかに優しい眼差しで蜘蛛を見つめ、その場を立ち去り、蜘蛛はしばらく縁を覗き込んでいたが、どこかへ消えてしまった。

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No.3957962 24/01/11 08:00(悩み投稿日時)

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No.1 24/01/11 09:02
匿名さん1 

続き

地獄に落ちたカンダタと亡者達。
"痛ぇ~、ちくしょう…。"
カンダタは亡者達に怒鳴り散らした。
"てめぇ達のせいだからな!"

カンダタは亡者達と大乱闘。
死して間もないカンダタは、まだ身体が新しく強かった。
しかし流石にボロボロになり、
"分かった!もういい!てめぇら俺の子分になりやがれッ!地獄から俺様が出してやるから!"
亡者達はそれを聞くと従った。

"よっしゃッ!もっと子分を増やすぜ"
カンダタ一行は鬼達を避けながら地獄を回って仲間をどんどん増やしていった。
"ふぅ…。子分、もとい、兵力はこれで2千か"

カンダタは意を決して、
"これより鬼どもの拠点に攻め入るッ!"
と叫ぶと、亡者達は拳を振り上げ、
"おおぅ~ッ!"

カンダタを先頭に総勢2千の一軍は、手始めとばかりに鬼が数名がいる小さな拠点に攻め込んだ。

"なんだ?どうした!?"
ドドドドドッ!!という轟音に鬼達は怯んだ。
一気に門を蹴破って打ち入る軍勢。
不意を突かれた鬼達は成す術もない。

"貴様は…。カンダ…。ぐわッ!"
次々に討ち取られる鬼達。
"野郎ども!武器を奪え!固まって飛び掛かれ!"
カンダタの指揮の下、亡者達は果敢に戦った。

小さな拠点だが、ついに陥落せしめたカンダタ。
"よ~し!野郎ども、よくやった!"
勝利の凱歌を上げるカンダタ軍。

鬼達はすぐ反撃に来る。
カンダタはそれに備えないとならない。
"俺だけの指揮じゃあ限界がある…。"
"ふむ、幹部を決めないとな。"

カンダタは戦いで優秀だった3人の亡者を副将にした。
一人目。
"おい、お前、名前は?"
"俺か?俺は呂布だ。鬼ごときに負けんぞ。"

"おいおい…。こいつあの呂布…か?本物か?"

二人目
"ワシは項羽!ワシが大将やってもいいぞ!"

"えぇ~?あの項羽ぅ~?大物ばっかりじゃねぇか…。俺、殺されるかも…。もう死んでるけど"

三人目
"ホホホ…。私の名前はフリーザです。地獄を抜けるまでは…協力して差し上げますよ?地獄を抜けるまではね…?"

"なんだこいつ?変なヤツだな。こいつはまぁ、あんまり強そうには見えないな"

こうしてカンダタ軍は次の鬼達の拠点を目指して進軍を開始した。


続く?

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