彼氏が殴ってきます。

彼自身にも自覚が難しく、コントロールする事が出来ない、そんな状態なんだと思います。貴方は彼を｢治したい｣と思っておられますが、貴方や他人が彼に出来る事といえば｢与える事と受け入れる事｣くらいで、治す事は本人の力が必要です。
そして時間…彼の中にある問題に相応した時間がかかるはずで、短くはない。
何を言いたいのかというと、この手の問題は相互の治療に関する知識や理解が必要で時間がかかるという事。
治療のための決定的な力をもつ者は今の貴方ではない可能性があるという事、それでもかまわない！という覚悟は必要だという事。
貴方との生活を含めたあらゆる経験が彼の改善に繋がる刺激になる可能性は否定できない。しかし着地点を決めるのはあくまで彼自身で、しかも彼が選ぶ着地点は貴方がいる場所ではないかも知れない。貴方はそれでも与えるか受け入れるかを必死でし続ける事になる。自己犠牲の精神ですよね。本気で彼が治るまで側に居続けたいのなら、貴方は人生の時間を彼の為に注いで、結果的に貴方の利益にはならずとも、いつか彼が治れば、着地してくれればそれでよい…という強い使命感、信念、愛情が必要です。それは恐らく貴方が欲している愛とは違うかもしれません。とはいえ私欲をすてて、そういう気持ちをもって挑まねば、恐らく貴方は苦しいばかりです。
モヤモヤするなら気がすむまで徹底的にお付き合いされたらいい。徹底的に向き合って｢私には無理だ｣と思い別れるのなら、それで貴方の役目は終わったのだと思えば良いとし、実際そうなのだと思います。彼はしがみついてきそうですが。
いつか彼が｢暴力を振るうための貴方｣を必要としなくなる日が来たのなら、それはそれで成功と思ってよいと思う。その時貴方は治療に貢献出来たのだと思い喜ばれると良いと思う。それまで体も心もモタナイ…別れます！となっても、誰も貴方を責めないし、彼は自殺をほのめかしますが例え彼が自殺してもそれは彼の責任で貴方が殺した訳ではない。彼は貴方に言葉で呪いをかけて離れないようにしているだけ。完全に貴方に依存してます。愛ではなく完全に利己的ですし、そして実は殴られてあげてる貴方自身が彼の依存症を支えている事も貴方は気がつくべきです。惑わされず貴方は冷徹に強くなりましょう。
そんな彼を貴方は自分を犠牲にして愛し続ける事ができるのか？それだけです。見つめ治す時間はありますか？。