視覚的情報を覚えられない

精神的なものではないけれど、精神科ではそういった相談が多いということです。

脳の中に、顔領域という顔を認識する部分があるそうなんですが、その働きが弱いまたは機能が備わっていないなどが原因だそうです。
人口の1~2％あたりがこの症状を抱えているらしく、50人に1人くらいは主さんと同じような悩みを持っているらしいですよ。
ある事故などをきっかけに起これば後天性です。
遺伝的要素もあるので、親族にもし似た方がいたら遺伝でしょうね。
逆に顔領域の働きが強い人は、壁の染みなども顔に見えたり、物や風景写真などからも顔っぽいところを発見してしまうそうです。

本来なら脳神経外科など脳に関する分野なのですが、残念ながら治療法は確立されてないのです。
診断のチェックリストはありますが、詳しい検査となると研究機関のある大きい病院などでしかやっていないかもしれません。

対策としては、
必ず人と一緒に行動する
声や匂いで判断する
ホクロや目鼻口など絶対変わらない顔のパーツを覚える、その人の姿勢や歩き方を覚える
などがあります。