恨んでいます。 私の人生を狂わせた人たちのことを、恨んでいます。私に万引きを教えた女の子、性犯罪に巻き込んだおじさん、お母さんの太った気持ち悪い愛人、お母さん

主さんの中の小さな女の子がそう望むんですよね

自分の母親は自己中心的で底意地が悪かったけれど、
それでも屈託のない笑顔を向けてくれるのが嬉しかったです
ただ、それってマッチ売りの少女が、
マッチの火に浮かんだ幻影に入り込んでいるうちに、体が凍えてしまっていたのと同じでした
幸い、自分は死んでしまう前に幻想から覚めました

そういう幻想に浸りたいなら、小説や映画などの本当のフィクションを
時間をきちんと取って見たり読んだりするといいです
いい作品に出会えれば、渇いた部分を少しずつ満たしてくれるでしょう
現実とごちゃ混ぜになった願望の中に住んでいては、マッチ売りの少女の結末のようになってしまいます
それと、自分のために自分の手や足を動かして生きて行って下さい
いい方向に動かせば、5年後10年後は大きく変わっています

辛い思いをした主さんに自分が言えるのはそれだけです