逃げることは悪ではないといいながら、逃げ癖を持つ人に良い印象は持たない社会につい…

逃げる事という言葉に対して語弊がある様だ。
社会人が逃げるという言葉を用いるのは、決して責任から逃げるということではない。
このままでは身体や心が壊れてしまうという状況において、一旦引くというニュアンスなんだよ。
要は、心にゆとりを持ちなさい。という意味だ。
そこはしっかり理解しておかないと、無責任な逃げをすれば、社会から孤立するだけで何の解決にもならないからな。

就職活動にしても同じく言える。
少し思い違い…というか、気持ちが焦り過ぎている様だ。
履歴書の内容や面接などは能力自慢すれば良いというものではないよ。
会社によって業務内容はそれぞれ特殊なものだ。
多少の技能なんて、特殊な仕事には直接役に立つものはほとんど無い。
仕事に必要な技能は、入社してから社員教育で習得するものだ。
冷静に考えれば分かる話しだろう？
では、就職活動で求められるメインとなるものは何だろう？
技能でも無い、やった事ないから経験でも無い…。
唯一残されたのは、気持ちだ。
それしかないだろう。
履歴書には、頑張って働きたい気持ちを素直に書けばいい。
面接官には、技能はまだ無いけど、気持ちだけは強く持ってる事を知ってもらえばいい。
人の心を動かすのは何だ？
面接官は人間なんだ。
真っ直ぐな気持ちを伝えられれば、マニュアル通りのソツない態度の他の人達よりも、余程印象に残るだろう。
そして大切なのは、その気持ちがあるからこそ、力強く振る舞えれる様になる事だ。
活力のある人は魅力的に見えるだろう。
それは多少の技能なんて眩んでしまうほどの武器になるものだよ。
忘れてはいけないよ？
自分という人間が、会社の人間相手に自分自身を売り込む活動である事をね。

考えがなかなかまとまらないのも、自分に自信が無いとそうなってしまうものだ。
本当は答えなんてすぐに出るのに、自信の無いもう一人の自分が心にブレーキを掛けてしまう。
だから頭が混乱するし、余計に焦って思考も止まる。
いいんだよ。
間違っても、恥をかいても。
そういう時は、すみません、で済ませばいいだけだよ。
自分をもう少し信じてあげて、もう少しだけ力強く発言してみなよ。
いざやってみれば、なんだ、そんな事か…と思える事だよ。

そして最後に、
もっと生きてる事に希望を持つ事だよ。
それは最も自分を強くしてくれるんだよ。

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