戦国時代から江戸時代でも 平成から令和でも銭 コロナでも、、、民が民が銭…

一部例外はあるけどな。
戦国時代は銭よりも石高が重視されてたしな。
金があっても飯が食えないんじゃ、どーにもならんからな。

あとオモロイのは織田信長が流行らせた茶器文化だな。
茶湯文化自体は相当昔からあったんだが、織田信長は金や石高に代わる新しい価値観を作り出した。

家臣の滝川一益が武田家を滅ぼした時、滝川一益は石高(領地)や金銭よりも信長が所有する茶器を欲していた。
それを分かっていて信長は一益に茶器を与えずにわざと広大な領地を与えた。
本来ならば誰もが羨む褒美なのに、一益はがっくりと肩を落とした話しは有名だ。
「武田を滅ぼしてもあの茶器はもらえない。あの茶器は広大な領地(金)よりも価値がある…。」
来るべき天下統一に向けて信長は、限りある日本の領地を考え、新しい価値を生み出した訳だな。
そこら辺にある茶器を「これは素晴らしいものだ！」と言えば、家臣達に領地や金を与えなくても、茶器を与えてれば死に物狂いで戦うんだからな。

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