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昨日、40代の娘（A子）に突然泣かれました。 娘は就職氷河期世代です。 泣い…
昨日、40代の娘（A子）に突然泣かれました。
娘は就職氷河期世代です。
泣いた理由は、昔私（元幼稚園教諭）が、私の園で時給1300円（当時）で働いていた、娘と同世代の臨時雇いの若い先生方を「夢を持っていてそれだけで偉い」「A子も昔幼稚園教諭に憧れていたのにやりたいことがブレるからいつまでも就職できないのよ」と言ったことです。
私もそんな話をした記憶がありますが、もう20年以上前のこと、泣くほどのことかと思います。
当時娘は就職がなかなかできず、ようやく決まった職場も「残業代がつかないから」と退職しその後もいろんな仕事の面接を受けていました。
私には「やりたいことを貫かないと、面接官にも熱意が伝わらない」とアドバイスしたりしてました。
娘は、
・当時も何度も話したけど、食べていくためにはやりたいことどころかどんな妥協もしなきゃいけない状況だった。
・時給1300円ぐらいのアルバイトや臨時雇いの仕事なら沢山あったが、「臨時雇いで時給1300円で、将来はどうするのか」考えたら選択肢に入れられなかった。
・あの当時「時給1300円の臨時雇いでも構わないわ」と選べる人は親に食べさせてもらえるあてのある人か、結婚していてベースの暮らしが安定している人か、もしくは将来について真剣に考えたことない人だけだったと思う。
・お母さんの職場の人（臨時雇いの若い先生）は私から言わせればただの「人生無計画で無責任」なだけ。「生きるために夢すらあきらめたことのない苦労知らず」を「偉い、偉い」とあてこすられるのはきつかった。
・両親にそれなりの経済力があれば、私だってあきらめたりしなかった。
それで、「お母さんは私が人生で一番つらいときに必ず塩を塗り込むようなこと言う。子供の頃からずっと不思議だったけど、一体私の何が嫌いでそんなことをするの？ 言ったあといつも優越感に浸ったような顔をしてるのは何？」と言われ、絶縁宣言されました。
私はそんなにひどい母親ですか？
一生懸命育ててきたつもりなのにショックです。
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いろいろご意見ありがとうございます。
皆様のご意見を読んで、「確かにもう少し娘に共感して見せておけば、娘がこんな風にならないようにうまくコントロールできたのかもしれない」と思いました。
でも、7さん、お言葉ですが、私は別に自分が教職員である立場を娘に対して振りかざしたこともありませんし、だからこそ娘も小学生の頃は「お母さんみたいな幼稚園の先生になる！」と目標にしてくれたのだと思います。
娘に対しては人生経験を積んだ大人として「夢は簡単にあきらめるものではない」ということを伝えたかっただけですし、私の園で働いてくれていた若い先生方は時給1300円でも率先して自宅に仕事（お遊戯教材作りなど）を持って帰って頑張ってくれていました。
待遇がどんなに悪くても「子供たちのために」といつも笑顔でキラキラ輝いていました。
一方その頃の娘はというと、毎日疲れ切った顔をして、憧れたこともない興味も全くもったことのない業界のどうでもいいようなアルバイトに明け暮れつつ転職活動をしていたので、「同じ世代でもキラキラ輝く生き方をしている人がいる。そういう生き方が娘にもできるのではないか」との思いから、言葉を選んで伝えただけです。
本来恨まれるようなことではありませんし、当時の転職活動がうまくいかなかったことのストレスを私にぶつけてくるのはお門違いですし、そんな風に思いながらこの20年過ごしいたのかと思うと我が子ながら情けない気持ちでいっぱいです。
転職活動も含めて自分の人生がうまくいかないのは自己責任ですし、何とかうまくいくようにアドバイスしてあげるのが親の務めというものだと思います。
娘は私の中学時代の同級生（娘とは初対面）が同席している時に突然泣き出し、上述したような内容をぶちまけました。
40歳の大人とは思えない振る舞いですし、私の面目は丸つぶれです。
同級生は私たち家族のためにリフォームプランと見積もりを持ってきてくれたのに、いきなり大泣きという醜態をさらした上、初対面の同級生にも泣きながら「うちの両親とどういう関係か知りませんが、私は支払いには一切関与しませんから！！ 私名義のローンも一切お断りですよ！！」と、せっかくのリフォームプランには見向きもせずにまるで押し売りを追い払うような態度に出たんです。
娘が大学を卒業してからは、住宅ローンの支払いも家族の一員として担わせていました。
大人として社会人としての自覚や娘の金銭感覚を育てるためです。
私は娘に対して、一人の人間として社会で生きていけるように様々な配慮をしつつ育ててきたつもりです。
今回も、その支払いを先々月終えたからこそ、今後の家族の将来のためのリフォームを夫と私で考えました。
もちろん娘の部屋の壁紙も一新する予定にして、娘が好きな壁紙を選べるようにしてあげるつもりでした（娘へのサプライズプレゼント）。
同級生は、私たち夫婦の要望に応じてわざわざプラント見積を作成して持ってきてくれたのです。
娘も40年生きてきた大人ですから、人生のストレスがあるのは分かります。
ですが、自分の人生がうまくいかなかったからと言って親に当たり散らして絶縁宣言するとか、遅れてきた反抗期だったとしても、人として許されることじゃないと思います。
少なくとも、押し売りリフォーム屋扱いされた私の同級生や大恥をかかされた私には謝罪すべきだと思います。
教育に携わってきた者としてはお恥ずかしい限りですが、正直我が子がここまで精神的に幼いとは思いもしませんでした。
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