犬の躾について教えてください。 元々猫を飼っていた経験があるのですが、常に一緒…

言い方がきつくなってしまいました。すみません。
改めて書きますね。

犬は、叱られて反省すると怒っている人のご機嫌を取ろうとします。
人間の常識的には「ふざけている」ように見えるかもしれないけど、犬にとっては「嫌な気分にさせてごめんなさい」の意味も含めて飼い主の周りをくるくる回ったり尻尾振って一生懸命ご機嫌を取ろうとします。
ふざけているように見えても、それは一生懸命「ごめんなさい」と伝える行動なんですよ。
そういう習性の動物なんです。

また、犬は一度「やってはいけない」と学習したことは忘れませんし、群れ（家族）の中で自分より上位にいる者（＝飼い主）には本能的に絶対服従します。
犬が反抗的な態度をとる場合は、ルール（飼い主の指示）を理解していないか、飼い主の指示が一定していない（毎回言っていることが微妙に違う）かどちらかです。
だから、犬をしつける時は、
1.指示の内容はシンプルかつワンパターンにすること
2.決められた時間に同じ行動をとること（散歩、エサの時間など）
3.指や手のジェスチャーで「待て」「お座り」など）教えること
（犬は耳の構造上人間の言葉が聞き取りにくいので）
が必要になります。

叱られて反省し、あなたに嫌われたくない一心で一生懸命あなたのご機嫌を取っているワンちゃんがかわいそうです。
一度目を見てきちんと叱って、その後犬がふざけだしたら、頭をなでてちゃんと「もう怒っていないよ」と目を見て話しかけてあげてください。
そうやって気持ちを安定させてあげないと、犬のストレスになり、大人になってからの性格にも影響してきます。
犬社会のルールでは、下位の犬が上位の犬に叱られた場合、上位の犬に対してご機嫌を取ることで服従と「ごめんなさい」を伝えるんです。
そのルールが通じないから、あなたのワンちゃんはパニックになって余計にふざけたり、一度理解したはずのルールも「あれ？　ご主人様の意図は違うのかな？」となるんだと思います。

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>>躾をしようとしてダメとかやったね！とか声かけてもそれを理解してくれていません

先ほども少し書きましたが、犬は耳の構造上聞こえる周波数が人間と異なります。
ですから、人間の言葉はこちらが考えているほど実ははっきり聞こえていません。
それでも犬が人の指示に従えるのは、言葉のリズム、声色、表情などから総合的に状況判断して理解していると考えられています。
ですので、犬としても飼い主の意図をスムーズに理解できるようになるまで、ある程度「買主の動作や癖に慣れる」期間がどうしても必要になります。

ですので、しつける時は、犬の動物としての特性に合わせてやり、犬が理解しやすいように工夫しなければなかなかうまく伝わりません。
1.指示を出すときの言葉を決めること。
2.指示で使う言葉は2～3音の短い言葉にすること（例：ダメ、NO、待て、ステイ、よし、GO）
　　　「GO」という時は進む方向を指さす
3.一度決めた指示の出し方は途中で変更したりせず、徹底すること。
　飼い主が躾ができない最大の原因は、飼い主の指示言葉やジェスチャーが毎回変わることです。
　例えば、リビングの屑籠をひっくり返してはいけないのにひっくり返した場合、「ダメよ！」と叱ったり、「いけない！」と言ったり、「こら！」と叫んだり。
犬に伝えるためには、こういう場合の一言（禁止の指示）は徹底して決めておく必要があります。
また、屑籠以外の場合でも『「やってはいけない」ことを教えるには「ダメ！」と言う』と決めたら、あらゆる場面で「ダメ！」と叱って「禁止」の意図を伝えないといけません。
そうすることで、犬は「ダメ！」と言われる行動は「してはいけないことなのだ」と理解するようになります。
4.3.さらに、各指示ごとに手や指のジェスチャーを決める。
　例：「待て」という時手のひらを突き出して犬を止めるようなしぐさをつける
冒頭に書いたように、犬は人間の言葉をハッキリ聞き取ることはできません。ですので、ジェスチャーを組み合わせることにより、よりこちらの意図が伝わりやすくなります。

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性格の良い子に育てるコツは、まず、普段から目を見てアイコンタクトを取ることです。
普段遊ばせていて何気ない時でも、甘えてきたりするときでも、目をのぞき込んであげてください。
言葉にせず穏やかに撫でてあげたりすることも効果的です。
犬は、群れの中で自分を認めてもらいたいと絶えず願っている生き物ですし、自分より上位の者からほめられることに幸せを感じる生き物です。
ですので、叱る時はピンポイントで、短くハッキリわかりやすく叱って、犬がふざけだしたら「もう怒っていないよ」「この件であなたが群れから追い出されたり嫌われたりすることはないよ」と伝えてやる必要があります。
叱ったらその後必ず「もう怒っていないよ」と伝えてしかられた精神的ストレスを緩和してあげる必要があります。
これをしないと頭の良い子ほど、自信を失い不安定な性格（よく吠える、飛びつくなど）になってしまいます。

叱る時のポイントは以下のとおりです。
1.犬の口を口輪のように開かないように軽く拘束する。
　鼻筋を押さえると窒息するので口が開かない程度に拘束してください。
2.嫌がって首を振り逃れようとするはずですが、逃さないで、しっかり目をのぞき込む。
3.低い声であらかじめ決めておいた「禁止の指示言葉」（ダメ、NO、イケナイなど）を一言だけ言う。
　（犬社会では弱い犬ほどワンワン吠えます。ですので、一言だけ、しっかり目をにらんではっきり言う方が効果的です。）
4.犬の動きが止まったら一呼吸おいて拘束していた手をはなす。
5.犬がご機嫌を取る行動をするまで無視。

1～5までの手順で叱った後、犬がわざと全く同じことを繰り返す場合があります。
その場合のしかり方は、もう一度1～5までを繰り返してもいいし、もっと強く叱りたい場合は、
1.犬を捕まえる。
2.ひっくり返してお腹を丸出しにする。
　【注意・重要】
　水を飲んだ直後や食後3時間以内はこの方法は絶対にしないでください。
　胃捻転や腸ねん転の恐れがあるからです。
　この叱り方は空腹時、あくまで最終手段としてお使いください。
3.そのままの状態で無言で5秒数える。
4.目を見て低い声で「禁止の指示言葉」を一言だけ言う。

2度目に悪いことを繰り返す理由は、飼い主に対するお試しです。
2度目もガッツリ叱られたら、「これはいけないことなんだ」とはっきり理解します。

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しつけ教室では、犬だけでなく飼い主も犬との関わり方を学ぶことになるはずです。

噛むのはあま噛みでは？
遊びも顎を鍛えるのも必要な時期なので、
うちは駄目と飼い主が騒ぐだけでなく代わりに噛んで良いおもちゃを咥えさせて対応しました。

後、犬に理想を押し付けないように
犬の個性をあるがままを見て対応してあげてください。
猫とは違いますが、犬が馬鹿な訳ではありませんから。

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最後に、「おやつをしつこくねだる」「遊ぼう、遊ぼう、としつこい」場合のしかり方です。

この場合はシンプルに無視してください。
犬の目を一切見ずにガン無視します。

実はこれだけでも犬は十分反省します。
上位の者から無視されるって、人間以上に本能的に群れに依存している犬にとってキツイことなんです。
しばらく無視したら、あきらめて落ち着きます。
落ち着いたら、「怒ってないよ」と頭を軽くひと撫でだけして後はそっとしておきましょう。

躾も生活もできるだけシンプルに、そしてワンパターンにすることが犬にとっては一番わかりやすいし暮らしやすいです。
犬の体内時計は人間と比べ物にならないぐらい性格なので、散歩の時間、食事の時間、トイレの時間まで本来キッチリ管理してやった方が暮らしやすいようです。
ですが、それをしてしまうと災害時に犬が適応できなくなってしまいます。
ですので、時刻で管理することはあまりお勧めしません。

我が家では食事の時間はプラスマイナス1時間ほど毎日ずらして、その代わりに食事の後は休憩→室内遊び→休憩→散歩→休憩という具合にスケジュールをパターン化しています。
スケジュールのパターン化を徹底すると、きちんと暮らす習慣が身につくので決められたタイミングで決められた場所でトイレをするように自然になります。

極端な話、犬は本来刑務所のようなタイムスケジュール管理をされて暮らす方が性に合っている動物です。
ですので、生活のスケジュールもできるだけ例外を作らずシンプルにワンパターンにして、毎日同じように繰り返すようにするとトイレなどの習慣が身につきやすいです。

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レスありがとうございます。
1番困っているのは無駄吠えです。
噛むのは届く距離に噛まれて困るものは置いてないので、甘噛みされた時に私の手が痛くて困る程度です。
吠えるのは、迷惑になるかもしれないので治したいです。
とりあえず躾教室にはいきます。

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猫と犬は全く違いますよ。
犬は基本的に馬鹿だと思って下さい。トイレも覚えないし、無駄吠えするし。

犬は痛い思いをしない限り、自分が悪いことをしたというのを理解しません。なので犬が悪事を働いたら、痛い思いをさせる必要があります。

無駄吠え防止には、吠えたら電流が流れる首輪を使うのがお勧めです。効果抜群ですが、万一それでもダメなら声帯切除という方法もあります。

犬は猫に比べると飼い主に対して従順ですが、これは兵士が上官に従順なのと同じ、あるいは囚人が看守に従順なのと同じです。あくまで主従関係であって、猫と飼い主のようなパートナーの関係（愛情）ではありません。猫とのような心の結びつきは期待出来ません。猫は飼い主に愛情を求めるけど、犬は餌を求めるだけです。

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