中学2年生の男子で辛いです。性同一性障害かなと気づいたのは小学生6年生の頃でした…

それは辛い思いをずっとして来たんだね。でも、まずネットの世界に来れたのは良かったと思うよ。
君の仲間はたくさんいるし、ここにもちょくちょくやってきます。女子が男になりたいっていう性同一性障害の方が、圧倒的に多いけど、逆もちょくちょくね。

まず君がすべきことは、ネットで性同一性障害のことを沢山調べることかな。

その中で、そういう人が集まる掲示板とか、SNSやLINEとか、知ると思う。そこでは君と同じように悩む先人たちがいて、どうやって乗り越えてきたか、とかたくさん知恵をくれるから。

そうやって同じ立場の人たちの経験を踏まえて、君の進める道を見つけたらいいよ。
必ず、自分の納得いく道が見つかるから。

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別に女性だからと好きな人に好きとはなかなか言えるもんではない
中高生では正直障害に向き合わないので迂闊に話してしまうと話しは拡散されがち

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私はあくまで、思春期の中で数年間ほどだけ、あなたと少し似た心境(身体は男性だけど、それを自認したくない、特定の男性にドキドキする)になったことがある者でしかないですが、やはりなかなか人には言えませんでした。

今中学2年生というあなたに伝えたいことは、まとめれば、
①「身近な視点だけで思いつめ過ぎないで」
②「自分と似た気持ちの人たちのことを調べて、それを心の中に据えて、あなたが自然と自分の気持ちを伝えられる人を少人数でも探してほしい」
ということです。

①は、私自身まわりの大人から言われても、なかなか納得できなかったことではありますが、あなたの今置かれている年代というのは、まだ自分と違う部分がある人に対する想像力がまだ十分でないことが多い時期です。だから、あなたが傷つくようなことを平気で言う人ばかりであるような感覚を覚えることがあると思います。でも、それは広い世界の中のごく狭い結構未熟な世界のことだということを心に留めてほしいと思います。あなたが成長するように、個人差はありますが周りの人も少しずつ知識が増え他者への想像力は増していきます。今、あなたが直面している苦しさが時が経って周りにいる人が変わっていってももずっと続くということは基本的にないと少し楽になってみてください。

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連投すみません。
②は、あなた自身がまだ戸惑っている自身の気持ちを、頻度はすごく高くはないとしても単なる個性の一つ(おへそが出てるとか、よく食べる方とかそんなと同ように)として捉えて、変に特別視せず話をできる人が世の中にいっぱい居ることを前提として(無責任かもしれませんが私にはそう見えています)書きました。別にお医者さんとかカウンセラーさんとかだけでなく、です。そういう相手が一人でも居るだけで、あなたの気持ちは長期的にぐっと楽になると思うので、そういう人を探してみるのは悪くないと思います。
ただ、まずあなた自身が「自分は何か変なんじゃないか」と思っているようにも感じました。だから、まず他の方も書かれていますが、性同一性障害やLGBTQといった言葉、そう言われる人たち、それに対する社会での認識のされ方について、調べてみてください。今はインターネットで(情報の善し悪しはありますが)たくさんの人の経験や気持ち、世間的な認識の状況を知れます。
もちろん、その中で何か否定的な見方や無関心に触れることもあるかと思います。それも現実です。でも、一方で社会の中でそのように言われる人たちの存在が広く知られつつあり、それは個々人の特徴の1つであって何ら変なことではないという見方が広まりつつあるのも事実であることがわかってくると思います。
今のあなたにとって、真っ白でも真っ黒でもない世界の現状を少し知ってみてください。
それを踏まえて、できれば保護者さんなど身近な人に自分がこういう気持ちを抱えている、社会一般で言うとこういう特徴のある人に当たるのかもというのを伝えてみて欲しいです。もちろん、長期的に保護者さんに知ってもらえればそれに越したことはないというだけなので、頭が硬い人だから伝えたくない、と思えばそれはそうしたらいいと思います。その場合には、行政組織やNPOなどが行っているであろう相談ダイヤルやLINEなどからは入口にするのも良いと思います。何か自分がどう今後過ごしていくかのきっかけを掴めるかもしれません。
そして、そういったきっかけのあと、できればある程度専門的な人にあなたのことを知ってもらい、ご自身の現状の客観的な見立てをもらうのも良いと思います(これを自分だけでするのは少し大変かもなので、「きっかけ」の話を書きました)。自分はこうだ、と決めつける必要など全くないのですから。

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長々すみません。今回は最後にします。
先ほど人に伝える話を書きましたが、あくまで今は狭い範囲で慎重に伝えてみてください。途中で近いことを書いた通り、誰もが自分自身と異なる感性や考え方に対して、多かれ少なかれ想像力が働かなかったり、少しひどいことをいってしまったりしうります。相手に悪気がなくとも、それで傷つくのはとても心が疲れてしまうことです。だから、あまり広く急激に強く伝えるのはあなたにとってリスクになると考えています。
また、これはあなたが大丈夫かなと思って伝えた人が、あなたにとって辛い反応を返す可能性もあることを含意しています。それは辛いとは思いますが、それはそれでやはりある時はある、と少し覚悟しておくぐらいの方が良いです。そして、そうなってもそれはあなたが悪いわけでもないし、それであなたが身動きが取れなくなるわけでもないということは、覚えておいてほしいです。少しずつ探っていく中で、きっとあなたが自然に気持ちを伝えられる人に会えます。無責任かもしれませんが、私がそれは保証したいので、少し信じて落ち着いてみてください。
以上、長く読みにくいかもしれず申し訳ないですが、通りすがりの者の一意見でした。できるだけ確認はしますので、また何かあればここででも相談してみてください。できるだけ、何か話は聞ければとは思っています。

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