アル中治った人、 お酒好きだったけどやめた人いますか？ 20からアル中で…

ちょっと真面目な長い話になるんですけど、、

私の場合、幼い頃の家庭環境に暴力があって、自分は勉強しろと父から殴られるし、母が父から殴られてる目前DVを見て育ちました。
そういのもあって、人間が信じられない、恐くてビクビク脅えていました。
社会に出てからが酷くて、そんなときにアルコールを飲むと落ち着くことを覚えて毎日飲むようになっていったんですね。

機能不全家族で育った人(AC＝アダルト・チルドレン)というのは25歳のときに認めていました。そのACの本にはアディクション(依存症や嗜癖)という言葉が出てきてアルコール依存症のことが書かれてありました。25歳の時、すでに毎日のように飲んでた自分は「ハッ」としました。もうアルコール依存症なんだと。
アルコール依存症なんだと気づいてはいましたが、とても手放せる気にはなれませんでした。騙し騙し飲んでいくことになります。

しかし、機能不全家族で育ったことによる「生きづらさ」は本気でどうにかしようとしていました。
心療内科に行って薬を飲んだり、高額なカウンセリングをしたり、実家から遠くの土地に移り住んだり、あらゆることをしていました。生きづらさを解決すればアルコールは減っていくと思っていたんですが、実際はそうではありませんでした。

40歳になっていました。
毎日、二日酔いで出社して、午前中は吐き気と下痢を我慢しながら仕事をします。
お昼になるとラーメンを食べます。飲んだ後にラーメンを食べると旨い、というのが昼に起こります。
午後になると強烈な眠気に襲われて、ふらふらしながら仕事をします。ミスの連発で怒られて恨みが溜まる。このときに幼い頃の家庭環境をフラッシュバックします。
夕方になると元気を取り戻します。
家に帰る途中でアルコールを買って、恨みと共に身体に流し込みます。

そのうち、アルコールを買って帰る途中から飲むようになりました。ようするに飲酒運転です。
記憶をなくした飲酒運転をしてしまい、起きたら田んぼのど真ん中に止まってました。(一応はあぜ道の上ですが)
人でも引き殺してないかと、急に恐くなって、それが底つき体験となりました。

15年前に読んだACの本が残ってまして(よく残ってたもんですね)、そこには「アルコール依存症は医者には治せない、自助グループに行きなさい」と書いてありました。

続く

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