まぁ、鬱病にもいろんなケースがあるから何とも言えない。
てか、元々はそんな病名無かった。

その時の憂鬱な気分と精神疾患は境界線が無いから、どこまでがその時の気分で、どこからが病気なのかは医学では分からない。
臓器の働きに異常が起きたり、ウィルスに感染したりとかと違って、鬱は本人次第という部分がほぼ全てを占めるから、そもそもは病気として扱われてなかった。

だから逆に言えば、どんなに軽い症状でも本人が鬱病だと言い張れば鬱病になるし、医師の診断書も確実にもらえる。
本人の意思だけで病気になれるという、医学的には特異な病気と言える。

それ故に本人が病気である事を医者に認めさせれば、今の世の中はいろいろと配慮を受けられる時代になった。
学校や会社を公然と休めるし、それで不利な扱いになる事が禁じられる部分は多い。

それが社会にとても大きな影響を与え、鬱病が正式に病気として認定されてから患者は爆発的に増えてしまった。
これも他の病気には見られないケース。
病名が命名されたら患者が増える病気なんて前代未聞だ。

それによって鬱病を名乗る人達が無関係な他人に対して、配慮をする様にと押し付ける行為を誘発させる事態を引き起こす要因にもなってしまった。

学校や会社を休んで当然、仕事出来なくなって当然、周りの迷惑を考えずに落ち込んだり泣いたり荒れたりするのも当然。
自分は鬱病なのだから、と。

そういう人達は世の中にたくさんいる。
みんながみんな悪い訳ではないが、大半の自称鬱病患者は病気を治す事よりも、自分に配慮を求める事を優先する。
病気は治りたくない、配慮する事だけ続けてほしい。
こういうおかしな状況が鬱病の社会現象をも引き起こしている。

鬱病患者はたくさんいるよ。