最下層はすくわれない

人間とは主観的な生物だから自己認識で救われないと考えているなら、自己にとってはそれが真実。環境が恵まれていようが、客観視すれば他人のほうが不幸だろうが、そういった不幸度合というものは自己には一切関係ない。不幸だと感じたその瞬間、その感情、その思考こそがストレスを生みだして、自分を追い詰める。
でも、本当に救いがないわけじゃない。四方八方を塞がれた自己完結の世界ならその後の手立てもないだろうから救われないだろうけど、現実は自己完結の世界じゃなくて、周りを見てみれば腐るほど他人がいると気づく。勇気をだして手を伸ばせば、誰かにはきっと届く。それでも勇気が出ないならそこに留まるだけ。自分を救ってくれるかもしれない他人に一歩足を踏み出してみる、その勇気があるなら、その勇気こそが自己にとっての救いじゃない？勇気さえあれば救いはあるよ。お金がなくてもね。カウンセリングにお金かけたくないなら、自分で自分をカウンセリングしてみたら？意外と捗るよ。