自殺をしてはいけないのは何故ですか？納得できる答えに出会ったことがないので知りたいです。他人を巻き込む自殺が悪いのは分かります。言語道断です。他

自殺がタブーというか、どう言ったらいいかしら。
「自分の命が自分のものである」まあ憲法で定められた基本的人権の尊重ってやつ、この権利はそもそも「生きる上で」が前提に行使されることなのです。
だからまず、「死ぬことが前提で」「自分の命が自分のもの」だとかその他の人権を主張するのは主張のための材料として適切ではないんです。
たしかに自分の命を絶つことは法では裁けません。でも良いこと、あるいは人権として当然のこと、とは言えないのです。論理として、「いけない」ではなく「良い」という材料が揃わないので「良いとは言い切れない」のです。
ただ
私は思う。死にたい人みんな「死んだら迷惑かけるったって死んだらもうどうでもいいですから」とか「生きて迷惑かけるのは耐えられないから死んで迷惑かけるほうがマシ」と言いますね。では、自分が他人に迷惑かけてる自覚のない人は死にたい人が望む「迷惑かけてる罪悪感から逃れた状態」ではないのか？
それこそ狂人とか。彼らを見てああはなりたくないと思う自分がいても、その人は自分のそんな状況に気づかず楽しく生きてるかもしれない。ある意味で生きながらに楽な状況。自分がどういった状況に置かれているかもわからずに。それって死にたい言う人が望んでる状況じゃないだろうか。死んだら楽になったって思う自分もいないけど、生きながらにして苦しみから解放された人は楽になったという実感はある。
なのにみんなそれにはなりたくないんだって。どうせ迷惑かけるならその後の自分の感情がないかもわからない死を選ぶより周りから解放された狂気の世界にいっちゃえばいいのに。
まあだから死を選ぶ人ってあまりにもバクチ打ってるように見えるのよね。
まあグダグダ述べたけど、生まれる時も死ぬ時も、その後いいと思うか悪いと思うかってわからないわけです。生きてればどちら確実にわかるけど悪いとは言い切れないから産む。よく生きれた人は親に感謝しダメだった人は親を呪う。確率は半々とわかっている。
ただ死は、良いか悪いか実感する自分の存在が完全不確かであるために「いっそじゃあ死んじゃえ」とは言えない、推奨されないんですね。
死後の世界が科学で解明されたら「いっそ死ぬか」もひとつの選択肢として推奨されるかもしれないね。