高校生です。 進路について、色々な方のご意見を伺えたらなと思います。 私は小さい頃からずっと獣医師という職業を夢見てきました。 医者になるのと同じくら

２９歳の男です。高校の社会科教諭を目指している者です。
獣医師になりたいのですね。立派です。ちゃんと進路を考えているんですね。大学のオープンキャンパスに必ず行くんだよ。

では、喝を入れさせてもらうね。
獣医師になりたいなら、親が勉強しなさいと言われて当たり前だ。医師や獣医師の方は、高校生の時、１日何時間も勉強されている。それなのに、高校生活を満喫させたい。考えが甘い、甘すぎる。
獣医師になるには、獣医学部に合格することが第一歩だ。獣医学部は医学部に合格することと同じこと。獣医学部も医学部も、医師として基礎的なこと、心構え、実習を含めて６年間学ぶ。それには、結構な額（1000万ぐらいといわれているが、それ以上するかもしれない。そこは、自分で調べなさい。調べるのも勉強です）の学費が必要となる。その額を支払うのは、貴女ではなく、ご両親です。６年間学び、国家試験に合格して、獣医として動物病院に勤務できるのだ。
勤務したら、覚えておきなさい。「１つの命を扱う」と言うことを。飼い主がペットを連れてきたら、処置をする。手術が必要なら手術をする。飼い主から見たら、ペットは家族だ。飼い主は、家族の命を貴女に託すんだ。託された貴女は「この子を必ず助けるんだ。」と考える。人もペット（動物）も「命を扱う」。「命を扱う」と言うことは、１つ間違えれば命を奪うことになる。「私の手に１つの命が託された」と言う覚悟が必要だ。覚悟がないなら、獣医師になる資格はない！