私は現在高校2年生です。 幼少の頃から今までずっと絵を描くのが好きで将来はイラストレーターの職に就きたいと考えています。 話は中学3年生の頃に遡ります。

専門学校のキャッチコピーに時々「就職率１００％」「資格取得率１００％」っていうのがあるけど、これは数字のマジックで、就職先がスーパーのアルバイトだったり、試験に合格できなさそうな子を事前に退学させたりコース変更させたりして計算から外したりして、中身はとてもじゃないけど１００％とは言えない場合もある。悪質な学校だと「うちはどこかに就職が決まらないと卒業できない仕組みです。どこでもいいので就職するか、留年や退学をしてください」と言われるらしい。

だから安易に専門学校が上とは思わない方がいい。学校の説明会では良い事しか言わないし、主な就職先には成功例しか載せない。専門学校のオープンキャンパスにはサクラのような優秀な学生だけを集め、駄目な学生はその日は来させないという話も聞いたことがある。
もちろん主さんがその学校の中でトップクラスに優秀なら、学校の広告塔としてとっておきの就職先を紹介してもらえる可能性もあるんだけどね。

ただ、絵の世界に学歴は関係ないけれど、絵が駄目だった時に学歴は大きい。今の高校をやめて通信制に行くのは、絵が駄目だった場合に困ると思うよ。今回のコロナ騒ぎのように、人生何が起こるか分からない。「絵しか書けない」という状況を作るのは危険じゃないかと思う。絵の勉強は卒業してからでもできるけど、普通高校卒という学歴は今しか作れないよ。