これって虐待なんですかね、、、 私の母親は私が幼い頃からよく私を叱りました。父親は仕事仕事でなかなかいえにいなく、いつも母と二人で過ごしていました。その父

この世界って実は物凄く理不尽なんだよね。

例えば植物が種を飛ばす時、、、
陽のあたる土の上に落ちる種もあれば、日陰で砂利の上に落ちることもある。中には地面に落ちることも出来ず川に流されることもある。
自然界はこれが当たり前で、ありのままを享受してる。

人はでも、これが許せない。
それって凄いことなんだよ。

なぜって精神が求めてるものがあるから。
その求めてるものがあれば日陰の砂利の上でも、ヨシと思えるし、、、それがなければ陽のあたる土の上でも何も報われない。

だから場所というよりは、その求めてるものがそこにあるのか、人はそこに想いを託してるんだよね。


でね、主さんの家庭環境を見ると、その求めてるものが極力少ない。

これを一概に虐待だと片付けることも出来るが、そんな単純な話じゃない気がする。

だって、主さんと同じようにお母さんも日陰の砂利の上に落ちた種で、その求めてるものが極力少ない環境で育って、この理不尽極まりない世界で、小さな主さんを連れて途方に暮れた日々があって、不安の中から脱け出せずにいるんだよね。

お母さんの精神も、主さんと同じように不安という世界観にいて、何をどうすればいいのか分からないまま家を出て、結婚して親になって、喧嘩が絶えず離婚して、更に不安が増して、別の男と一緒になって弟たちも生まれて、でも不安はなくならない。
お母さんはこれまでずっと生きて来て、ストレスのない時期はほとんどないと思う。

だからといって、それを主さんにぶつけるのはもってのほか。
その部分に関しては虐待だし、いじめだし、親としてあるまじき行為。

でもそれさえなければ、親として足りない部分もたくさんあるけど、主さんのことを考えて、主さんを連れて歩いて、主さんと一緒に生きて来て、叩いたりどついたり罵ったりするけど、手だけは離さないようにしてる。

だから文字だけの世界でおいそれと、"それは虐待だ"なんて言えない。。
でも辛いよね。


お母さんの中に私がいるのか分からないなら、確かめるしかない。

どうやって？
それは主さんの中にお母さんがいるのか、自分の心をよくよく観察すること。

もし、お母さんとの優しい思い出が主さんの心のどこかにあるなら、お母さんの中に主さんはいるよ。
間違いなくいる。

それは、求めてるものの欠片だから、その想いを大事に取っておいて。