母を言葉で傷つけてしまいました。図書館に行って、勉強するために駅まで母に車で送って貰う途中だった時の話です。明日はテストで、「朝早く学校行って勉強しようかな」と

泣くくらいある。傷つけてしまう事くらいある。
でもそれでも”許し”それでも”大事である価値を変えない”だからお互いが大事な存在でいられるんだよ

例えば…すごく仲良いカップルやすごく仲が良いご夫婦とかいるけどそういう人達は「お互いを傷つけたり傷つけられたりした事なんてないから、だから幸せだ」とでも思ってる？
もしそう思ってたならそれは大きな勘違い、逆だよ逆。良い事しかしてない、しあってないそんな関係は軽いし薄っぺらい。
人間は完璧でないから失敗も間違いもする。本音を出して付き合えばそれこそ失敗や間違いをする。
その失敗や間違いをしても、例え相手に酷い事をされても、それでも壊さないからその関係の重さや価値が高くなるんだよ。自分と母親の関係を薄っぺらいものにするな。
しかも自分は母親をさも今迄は傷つけた事なんてないかの様に思い込んでるのもやめたら？って思う。

今の主は４〜５歳の頃の主さんとは違う。ずっと賢くなり相手の事も考えられる様になってる。が…そんな今より考えられなかった「小さい頃の主」は気づかずにそうとも思わずに母親を色々傷つけ泣かしてるものだ。そしてそれを許されてきてるもの。

主がいつか結婚し自分の子を得た時はきっと主はその子供に同じ様にする。
例え子に酷い事を言われ傷つき悲しみ涙を流しても、その子が大事である事は変わらず変えたりもしない。その子が子である事は変わらずその酷い事を言った相手を許しその悲しみも乗り越える。
そしてそんな時間を繰り返しその相手がより一層大事な存在になる。

それはまるで…主が犬や猫を飼った時に、飼ったペットに酷い悪戯や粗相をされたり大事なものを壊され悲しみを味わってもそれでもそのペットを可愛く思うのに少し似てる。
今、主は母親を傷つけたが今は悪い事をしたというのが判るなら心から謝れ。
そして「そんな私は死んだ方がいい」はやめろ。
それだけ許し愛してきた娘に死なれるのはどれだけ相手を傷つける事でどれだけ相手を悲しませるのか…
”悪い事をした”というのが判る年頃ならもう理解しなよ。

自分本位に”悪い事をした”という自分の気持ちだけを重んじるのではなく、重んじるのならそれでも娘として行動する、それでも娘としての価値を変えない努力をするそんな相手の行動や気持ちに目を向けたらどうよ。自分の中の自分の気持ちばかりに目を向けるのではなくて。