老いて母…先行き知らぬ

60代後半の母…今も尚、老体にムチを売って労働している

体中病み、目眩やふらつきを起こしながら

離婚した為、自分の食い扶持は自分で稼ぐしかないから、辞めたくても辞められない

20代から40年以上働き詰め

国民年金をかけていたものの、管理が甘く、途中、支払いがあやふやになり、結局、最低ラインの25年にしか支払い期間が到達しなかった為に、3万ちょいしか支給されない

とても生活できる額ではないから、もう時期70になろうかという高齢で働かざるを得ない人生

叔母(母の姉)は悠々自適で暮らしている

専業主婦で、夫の厚生年金で、安泰した老後…

離婚せず夫婦を全うした女と、離婚した女の老後は凄まじい差が出る

同じ女でもこんなに違う老後

離婚は母親が自分の意思で選択した道だから、自己責任…知ったこっちゃない…

これから先どうすんだか…

母は私を子供扱いしなかった
元夫に対する憎しみ、恨みの全てを私にぶつけた

「お前の父親はろくでもない男だった」
「一緒に住んでないのに何で似るんだ！」
「お前はアイツと同じで、女を不幸にする男だ、結婚したら必ず離婚する」
「やだぁ、アイツにそっくり！あぁゾッとする」

こういった言葉を浴びせられて育った

物心着く前に離婚した為、私に父親の記憶はない

父が写っている写真は離婚と同時に母が全て処分したし、母は徹底して私から父を遮断した為、私は父の顔も見た事がない

母の私に対する罵声と虐待は酷く、妹のみを自分の分身として溺愛し、私は憎き元夫の分身として、兄妹を差別して扱った
つまり私は八つ当たり道具だった

母は末っ子で、父親(私からすると祖父)から可愛がられ、今でも父親自慢を私にしてくるくらいのファザコンだ(息子の父親を貶し続けながら、自分の父親自慢をする無神経さ)

また、息子の私が言うのもなんだが、若い時の母はかなりの美人で(今も年齢の割には若く綺麗な方)、男にチヤホヤされた青春を送ってきた

母親から聞かされるまでもなく、男の目から見ても(身内びいきではなく)、あぁ、これは男に言い寄られ、さぞ甘やかされて来てるだろう事は容易に想像できた

特別美人ではなくとも、女である事、そして若いというだけで、sexの奴隷である男から女はチヤホヤされるので、その甘い蜜を味わった女が、結婚で狸から素の男になった夫を見て幻滅し、その現実が受け入れられずに離婚となるケースは多い

恋愛中は、男は狸、女は狐、両方が化かし合いだ

要するに、男の性、習性、本能を知らず、男と女は全く相反する生き物なのに、女の観点で男を判断してる女が、現実を受け入れられずに結婚に失敗するのだ

母はどんなに私が学校でいじめられようと、理不尽な事をされようと、「そんなものはそうされるお前が悪い、そう感じ取るお前が悪い」と、一切私を味方する事はなかった

全て自己責任であり、お前のせいだと言い放った

だから私はどんな辛い事も一人で抱え、耐えて来た

お前は母親の目線で私を見る事はなく、女の目で私を見た

つまり私を男として見ていた為、必要以上に厳しくした

私は母に同情する気は一切ない
3万でどうやって暮らす？(笑)

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