[※つぶやきに近いです] いつも、人の愚痴を聞くのが私の係でした。 親、…

[※つぶやきに近いです]

いつも、人の愚痴を聞くのが私の係でした。
親、姉弟、友達、先生…結構沢山聞いています。

始めは頼られているんだ、必要とされてるんだ、と思って嬉しくなりました。
あんまり器用ではなく、得意な事がない私には、愚痴を聞くのが生き甲斐に近かったです。

だけど。
誰も、私の愚痴は聞こうともしてはくれませんでした。
私「疲れたー。凄い大変でさ。」
友「ふーん。それよりさ、こないだ言ってたアイツがさー…」

あれ。
私は言わない方がいいのかな。
言っちゃダメなのかもな。

だんだん、私はあんまり喋らずに誰かの愚痴を聞くだけになりました。

話すたびに相手はすっきりした顔をしてるけど。
だんだん周りの愚痴が悪口に近くなるにつれて、私はストレスが溜まるようになりました。

でも、ストレスを誰かに言ってもまた流されるだけ。
そう思って我慢していました。

それから少しして、定期テストがありました。

１日七時間近く頑張って勉強しました。
でも、平均にはまったく届きませんでした。
友達はノー勉で平均の上にいったのに。
「努力は報われる」という言葉が、嫌いになりそうでした。

体育の時間。
周りは沢山シュートを決めるのに、私は１度も入らない。
だんだん足手まといの私には、パスが分かりやすく回されなくなりました。

成績ももちろん良くはなく。

それに被せるように、私は朝がとても弱いです。
甘えだとよく言われます。
私だって早起きしたい。
でも、朝親が怒鳴る声も、全く聞こえません。
早く寝るくせに、とよく馬鹿にされます。

私には短所が沢山あって、長所は誰かの愚痴を聞けるだけ。

ある日親に
「なんの為に生きてるの？」
と言われました。
私は答えられませんでした。

偽善者になってから、ホントの私がどんなだったか、忘れてしまいました。
愚痴を聞くため？
私の存在価値はそれだけなのか。

可愛さだって、頭の良さだって持っていない私は生きている意味がない。

気付くと、息が苦しくなりました。
上手く吸いたくても、吸いかたを覚えていない。
学校が怖くなってからは、登校する時に、歩くのが上手くできてるか不安になる。
人の顔を見て薄っぺらい笑顔をできない。

できれば、どこか遠くにいきたい。
もしくは、人生を1から直したい。
ゲームみたいに、やり直したい。

誰か一人でもいいから、私を愛して欲しくて。そのために、私が皆にできることをしてるつもりだった。
でも、いつしか偽善者になってた。
偽善者に幸せになる道はないのかな。

あぁ―。
疲れたな。痛いな。
これって、鬱なんでしょうかね？

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