役所、税務署の方へ

まず、所得税は一年間の所得から計算して税額を出しますよね。その税額を出す前に、必要経費とみなされる医療費とか社会保険料とか生命保険料などを所得から引いておきます。これが所得控除です。その内訳が、上記の他に扶養控除や基礎控除など何項目かあるのです。扶養控除は、収入の少ない家族を養って(扶養して)いれば一人あたりいくらで決められた額が引かれる(控除される)ものです。配偶者を扶養していれば配偶者控除と言って扶養控除の一部と思ってもいいと思います。この扶養控除を含め、基礎控除以外の控除は人によって額が違います。病院にかかった人、かかってない人(医療費は人それぞれ)。家族のある人、独身の人(家族の人数はそれぞれ)。生命保険をかけている人、いない人(保険料も人それぞれ)…等々。それに対し、基礎控除は全員に平等にある控除で額は全員同じ(38万円)です。
これらの控除をそれぞれ計算して控除合計を出し、最初の所得から控除合計を引いた残額で所得税が決まってきます。その後もかけたり引いたりの計算が少々あり最終的に所得税を出します。同僚と全く同じ給料をもらっていても、この控除額が違ってくれば当然所得税も違うってことです。

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大変、丁寧でわかりやすい回答、本当にありがとうございます！
感激しました！

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