三十路のオバサンが綺麗に…

良く女の敵は女と申します。
正しく「謗り貶すは男のならい。嫉み賤しむは女のならい」ですね。

そして女性は良く「羨ましい」と口にします。
「羨」は、羊とよだれで、よいものうまいものを見てよだれを長くたらす事。
ご自身がよだれを長くたらしている様を想像してごらんなさい。

最近はＣＭやバライティー番組でご婦人を「女子」や「美魔女」などとはやし立て、女性がもっとも恐れる「老い」が良くも悪くも商売となっていますが、どうなんでしょう？
全てでは無いにしろ、更年期も過ぎ、あれだけ若作りに必死だったのに気付いたときには誰からも相手にされず、身も心も病む女性が自ら命を絶つ事が多くなった気がします。
主さんは気付かれた様で安心しましたが、いくらお金があってもいくら若作りしても老いは必ずやってまいります。

私はご婦人のシワが大好きです。
シワの１つ１つにその女性のそれまでの歴史や過程を垣間見る事ができ、優しい気持ちになれます。

難しいでしょうが、年相応が一番ですね。
本当に美しい女性とは「凛」としている事と存じます。
何事もほどほどが一番ですね。