原発ゼロ発言について

単純に、純粋に技術の問題を情緒論で語りそれを政治に利用している。現実に福島第一と第二は10キロ程度しか離れていないが結果には差が出た。女川も被災地。今回の事故だって、フィルター付きのベントがあればこれほどの被害にはならなかったし緊急冷却装置の操作ミスもあったとか無かったとか。非常用電源をもっと増やすとか海側のしかも地下に納めていたバッテリーやポンプなどの機械一式を小高いところにも予備で持っていれば結果は違った。日本自慢の耐震設計を次々やる手もあった。一方で改造にも増強にもいちいち反対があって古い型をいつまでも使い続けた。どこも建設反対で第一だけで6基、第二で4基(だったかな)と福島だけで10基(第二の数が違えばこちらも違います)押し付けた格好。小型でも高性能の新型を例えば分散して設置するだけでも管理に集中出来るしリスクも分散する。少なくとも6基全部ドカンのリスクは無くなる。死者ゼロも結果として、事実として重い。
世界に目をやるまでもなく、近く中韓に原発があり北まで原発持とうと言う時に日本だけ原発放棄しても意味なし。偏西風で黄砂と一緒に飛んでくる。