小学校低学年の男の子

最近の子供は大なり小なり皆んなそれ。見た目をやたら気にする。
そして理由を聞けば「嫌われたくないから」と
言う。

また、実際それだけを理由にクラスメイトからハブかれたり、友人からのわずかな仕打ちで、学校に行きたくないと不登校になったりする。

おそらくこれらの原因は、一昔前に比べ、恵まれた社会環境の中に子供らが居るからで、ようは家庭でも学校でも、生きるためや勉強するために必死になったり、何かに一心に打ち込まなくても何となく生きていけるからだと思う。
結果、考えることがそれぐらいしか無いから、見た目ばかりを気にするということ。
あと、イケメンだのカワイイだの、それを連呼するTVや世間風潮の影響もある。

そんな中で、それを必要以上に気にせず、ある意味まともな思考にあるのは、やはり勉強や部活動に打ち込んでいる子供らで、特に結果を残している部活動に入部している子供らは、何に問わず精神的に強い。

俺の知人に、強豪サッカー部顧問がいるが、まあ、とにかくスパルタで、生徒たちも見た目なんぞにこだわるヒマなくレギュラー獲得に必死だ。そして皆、スレることなく育ってる印象を受けた。

何かに打ち込める対象があれば、十中八九子供は見た目よりも“それ”や物事の内面に、気持ちが向くだろうな。