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車のことで質問があります。 電気自動車とガソリン車だと、維持費の面でどちらがいいのでしょうか? 電気自動車の方がガソリン車より燃費がいいイメージがあります。
No.4 19/07/16 14:17
通行人4 ( ♂ )
あ+あ-
エンジンは点火時期を早めたり、圧縮比を上げると高出力にできます。
しかしこれをやると、エンジンがノッキングを起こしがちになります。
MT車でトップギアのまま、歩くような速度から無理やり加速すると、エンジンがカラカラと音をたてます。
この現象がAT車でも登坂時などに発生しがちになります。
そこでレギュラーガソリン仕様のエンジンは点火時期を遅めにした上、圧縮比も低めに設計し、出力をそこそこに抑えた仕様のエンジン設計になっています。
しかしオクタン値の高いガソリン=ハイオクガソリンを使うと、点火時期を早めたり高圧縮比のエンジンでも、エンジンがカラカラと音を立てません。
そこで高出力エンジンがふさわしいスポーツタイプの車や高級車は、ハイオクタンガソリンを指定燃料にした上で、点火時期が早く、高圧縮比のエンジンを搭載する傾向にあるのです。
ハイオクガソリンだからエンジンの出力が上がるのではなく、点火時期を早めたり高圧縮比のエンジンだから出力が上がるのです。
したがって元々レギュラーガソリン仕様の点火時期が遅く、圧縮比も低めに設定されているエンジンを搭載している大衆車や商用車などに、ハイオクガソリンを給油しても意味はありません。
それどころかこうしたエンジンにハイオクガソリンを給油すると、ガソリンが不完全燃焼を起こしてエンジン内部にカーボンが堆積する原因にもなります。
30年ばかり前、こうしたことが問題になり、現在のハイオクガソリンには清浄剤が添加されています。
これによってカーボン堆積問題は聞かれなくなりましたが、レギュラーガソリン仕様車へのハイオクガソリンの給油は意味がないというより、本当は有害ですらあります。
逆にハイオクガソリン仕様車にレギュラーガソリンを給油した場合、現在の国産車のほとんどは点火時期を自動的に遅らせる仕組みになっています。
よってエンジンがカラカラと音をたてる現象は、あまり発生しません。
ただ点火時期を遅らせる分、エンジン出力が幾分か低下する上に燃費も低下します。
レギュラーガソリンとハイオクガソリンの価格差は、燃費の低下で事実上帳消しになります。
また輸入車や国産車でも競技車のベースになるような一部のスポーツタイプの車の中には、レギュラーガソリンの使用を想定した設計になっていない車もあります。
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