好きで結婚した相手と同じ部屋で寝ることがこんなに苦痛に感じる日が来るとは思いませんでした。私は夫を本当の本当に嫌いになってしまったのかもしれません。夫が喧嘩で渡

……ありがとう、ございます。ごめんなさい。

……そもそもが、私に何が残ってるんでしょうね。実家と思わず口にしたのは、そこが本拠地でありたかった弱い心の部分だったんでしょうけど、地元に何が残ってるわけじゃない。何も残ってません。家族も友人も何もかも。いや家族は私が見て見ぬふりし続けてきただけで、最初から可笑しいものだったのでしょう。
学生時代の教師の方が、最後の最後……四年生大学卒業後に私が吐露した言葉に、あんなにも怒って泣いて、私がされてきたことは当たり前じゃないと訴えて、気付かなかったと何故か他人事なのに過ち犯したみたいな目で、私のことを本気で哀れだという目で見てきて……今考えればあの先生も似た目にあってたのかもしれませんね。あれのおかげで、自分の状態を冷静に見れるようになって、卒業して親元離れて、余計見えるようになって……。思っていたよりも自分の傷が深すぎることを悟りました。まあ、自分の耐久値が低いのが主な理由ですが。
その後すぐに結婚して、遠くの地に引っ越して……。遠く離れても友人は何人かいるし、特に親しい友人が2人いたので、連絡を途絶えさせしなければ切れないと、勝手に自分が信じていたのも、一方的なバカな思い込みで。どうしてもすれ違っていった。特に、そのうちの一人と。あれなんでしょうね、私は家を出ていて結婚していて、相手は実家にいて恋人いない＝年齢で、もう見えてるものや価値観が違って、それらと関係ないいつものような話だけをしていて、本当に下手な話をしていなくても、私の中身や考えが変わらなくても相手が変われば縁も変わる。
私が相手の違和感に気付いても簡単に会いに行ける距離でも状況(コロナ)でもなかった。友人が結婚した私に劣等感を感じていたこと、将来自分が一人ぼっちになることを思い詰めてたこと、それらからくるストレスも。途中で気づいたからと言ってもどうすることも出来なかった。向こうの八つ当たりやマウント、私のつらいところをつつくような会話(私の家族と違って自分の家族はこんなにも優しくてお金もくれてそのおかげで貯金もたんまりなこと等)に私が耐えられなかった。