JURASSIC PARK. ジュラシック・パーク.1993年.恐竜映画の最高傑作 最近、久々に国立科学博物館に行った、いやはや、恐竜のでかさには毎回見ても驚く

1993年は恐竜ブームの年でしたね。
恐竜の血を吸った蚊を琥珀から取り出してDNAを採取し、クローンを作るという発想がすごいと当時思ったのですが、
よく考えたら、恐竜の皮膚は蚊の針を通さないくらい厚くて硬いんじゃないかな〜と思いました。それを言っちゃおしまいですね。
同じころを上映されていた安達祐実さん主演のREX恐竜物語は、映画版はバイオテクノロジーというよりは、子供向けのファンタジーみたいになっていたけど、ムツゴロウさんが書いた原作の方は、ウミガメの卵に恐竜の卵から採取したDNAを移植したら、核がどうなって胚が発生するのかすごく理路整然と文で考察が書かれていて、ムツゴロウさんて東大卒だけあってすごい人だなと思いました。

恐竜を現代に甦らせるためには、どんな手段があるのか、様々な科学者の知見があって、これらの映画が産まれたんですね。そう思いながら両方を観ていました。
もし、恐竜を現代に再生できたとしても、人間が恐竜を制御することは不可能なんでしょうね。未知の動物だからこそ、予期せぬことも起こりうるし、人間同士でも金銭目的での裏切りがあったりして、ちゃんとその点が見どころになっているのがすごと思います。
現実には、絶対にやっちゃいけないことを全部やって見せてくれる、このシリーズ、みんな好きです。